一碧湖
August 19, 2009
伊豆高原に泊まるなら
この観光地域で宿泊先として利用してきたのは「オーベルジュ・ルタン」と、「ユニマットグループ」運営する「伊豆一碧湖ホテル」の2ヶ所。その東にほぼ隣接して「紀州鉄道一碧湖ホテル」があるけれど、そこは魅力的なホテル施設ながら全く別の企業が運営するホテル。
なんとそのユニマット系一碧湖ホテルが今月末で閉館になる事を知り、今回の伊豆高原ドライブの宿泊先はここに決定した。自分のオリジナルフレグランスをブレンド出来る「香り工房」も「香りの美術館」も閉館となるので、寂しい限り。ユニマットグループの資金繰りに余裕が無くなってきたのかと心配してしまう...。
駐車場からすぐのエントランスを入ると、そこはすでに2階でフロント&ロビー。1階に「香りのショップ」があり、その奥に「香り工房」がある。前回体験したオリジナル香水作成体験は楽しかった。用意されたベースとなる香りの中から、その持続時間でトップノート・ミドルノート・ラストノートと3種類に分類し、更にそれらの香りとの相性を探って行きながら、自分の香りに仕上げる為の作業が続く。目には見えない香りの芸術創作作業。集中する事で日常を忘れられる貴重なひとときを体験できた。
そこで自分が工夫して作ったオリジナルの調香レシピは1年間保存され、いつでも同じ香りを作る事が出来る、はずだったのだけれどのだけど閉館後のレシピ保存期間はどうなるのだろう...。問う機会がないまま部屋へ。
今回利用したのは40?のスタンダードツイン。
窓からは木々の間から一碧湖が見える。
窓を開けると、室内に清々しい空気が入ってくる。大きく深呼吸...あぁー、このエアーが美味しい...。
たまにはこのような環境に浸らなければ、と更に深呼吸。
このユニマット系「伊豆一碧湖ホテル」は、2009年8月31日で閉館してしまう。思い出があるだけに、とても残念。
August 18, 2009
一碧湖ホテルから車で5分の海女屋
以前伊豆高原をドライブした際の昼食時に、同じグループの「海女の小屋海上亭」に寄った時には、1時間近く待ったのを思い出し、今回ホテルから電話で混雑状況を聞いてみた。
「まだ大丈夫ですが、そろそろこれから混み始めますよぉ」(!!)
「伊豆一碧湖ホテル」のクローゼットやタンスに衣服を整理するのもそこそこに、「海女屋(HP)」さんへ急行、数分で到着。ナビは実に便利。
今夜は5〜6名のファミリーで訪ねてきている客が多いなか、私達のような2人組は平日のせいもあったのか、名前と人数を登録して順番待ちの席に腰掛けていると、すぐにカウンター席に導いてくれた。
隣にも同じようにとても広いスペースがあるのだけれど、今夜この時間に営業しているのはこのフロアだけ。壁際に沿って用意されている順番待ち席に人は皆無。日時がいいタイミングだったよう。
さて、今日のお勧めは...?
「地魚3種」に「マグロ3種」。
目の前に流れてきた握りたてのアジをいただきながら、地魚3種をカウンター越しに注文。今日の内容は、「金目鯛」「カマス」「アジ」の3種。
カマスの握りは初めていただいた。美味しい。地魚の皿はお勧め。この3種、美味しい♪!もう一皿いただこうか、でも他の魚もいただきたいし...。最初から迷わせてくれる美味しい魚達。
「カンパチ」に「アジ」に、
「金目鯛」に「生タコ」。
今夜のヒットは意外にも「イカゲソ」!私は燻製以外のイカゲソが苦手と承知の上で彼女が勧めて来る。
「騙されたと思って食べてみて」と、彼女が珍しくあえてこの食材を私に勧めてくる。今夜は彼女に騙されてみようか、と食べてみると、?!
「あっ、美味しいね♪」
騙されて正解の美味。気付かぬうちに彼女が三皿も(?!)食べている訳だ。炙れば日本酒のアテとしてかなり美味しいつまみになるのだろうなぁ...。
「マグロの赤身」はとても残念な味だった。「マグロ三種」を注文しなかったのは正解だったかもしれない。
ウニ好きの私としては「ウニ」を注文した客の皿に目が行ってしまう。「(ウニが溶けかかっている...)」。これはいけない。注文せずによかった。生シラスもアワビも食べたかったけれど、もう普段の限界を超えて食べている。
食の間にいただいていた、この店自慢の「生青のりの味噌汁」はさすがにダシがよく出ていて、懐かしさを感じさせられた...。
ご馳走様♪
美味し過ぎると、食べ過ぎてしまう。
トヨタiQで相模湾岸ドライブ
それにしても「マーロウ(Marlowe)」の前にある立石公園に隣接している秋谷海水浴場のキレイさと言ったら、逗子・材木座海岸辺りの湘南の海とはまったく別の海洋環境にあると感じる。目の前の海はシュノーケリングをしたくなるほどの透明度で、岩場もあるので磯遊びも楽しめる。しかも海岸は適度に快適な人口密度で混雑はない。しかも駐車場は無料!シャワー利用は500円。
とにかく海の透明度が高く、混んでいないのがいい。来年一度遊びに来てみたい。
秋谷海水浴場から遠くに霞んで見えるのは江ノ島。これからこの相模湾に沿った湾岸線を辿り、伊豆高原を目指す。今回レンタしたのは「トヨタiQ」。燃費計算が楽しみ。美味しいランチでお腹一杯、マーロウ(Marlowe)プリンで糖分補給。出発♪
ここからは、葉山から伊豆高原までのドライブレポート。ドライブ好きのかた、車好きの方、湘南や伊豆旅行にご興味のある方は、次の地図画像をクリックすると「マーロウ(Marlowe)」から「一碧湖ホテル」までの相模湾岸ドライブルート沿いに登録された風景画像を観ながら仮想ドライブが体験可能。
南葉山から伊豆一碧湖までのドライブルート
マーロウを出発して50分。まだ江ノ島の手前数キロ地点。渋滞ではないのだけれど、夏休みの湘南134号線はそれなりの交通量。そんな状況でも、今回私達は海岸風景を楽しみながらゆったりドライブ。なんとなく夜までに「一碧湖ホテル」にチェックイン出来ればいいかな。
上の画像と似てるけれど江ノ島ではなく、ここは丁度真鶴道路に入ったところで、「マーロウ(Marlowe)」から2時間30分の地点。この道路沿いで近くに美味しい柑橘類を販売しているお店があるのだけれど、事前にオーナーに連絡してみると現在お店は増築改装中で新装オープンは9月上旬との事。今回はとても残念と思いながらも、商売好調のようで私は嬉しかった。
そこからさらに25分後に辿り着いたのが「アカオリゾート」。ここで一休み。このリゾートホテルもお勧め。静かで眺めがいい。プール周辺での飲食が充実しているのはリゾートホテルとしては大切な基本環境だと思うけれど、その施設が守られている。
今日のように天候が良ければ、この「アカオリゾート」からは初島が綺麗に眺めることが出来る。
あらためて観ると、初島は小さな島だった。
ここまで走ってきてくれた「トヨタiQ」の全長は3メートル未満。なので最小回転半径が3.9メートル!普段ロングノーズの車に乗っているので、この小回り感覚がとても新鮮で楽しい。特に慣れない土地で路地に入り込んだ時には助かる。マーロウ隣接の急斜面奥の狭い駐車場に係員に誘導されるがままに頭から駐車。その帰りは軽く簡単にUターン出来たのは笑える程楽しい操作だった。
乗車定員は4名となっているけれど、長距離ドライブの場合は前部座席でゆとりのスペースを確保したいので、実質2人乗りになる。後部座席は倒して2泊分の荷物用トランクスペースで活用して丁度良い室内空間。渋滞の低速時やバイパスや高速道路での高速時、あるいは高低差のある山道でアクセルを加減すると、その運転状態に応じて車自体が何かを考え判断して反応している変化を感じられるのも楽しい。最近のエンジンは想像以上に進化しているようだ。
アカオリゾートから20分、「伊東に行くならハトヤ♪電話は良い風呂(4126)♪」...電話番号が刷り込まれている「サンハトヤ」が見えてきた。初めてここを訪ねた時は、マル暴御一行様でフロアが一杯だったという強烈な思い出がある...。
「マーロウ(Marlowe)」から134号線−西湘バイパス−真鶴道路−135号線とあえて海岸線を走り、目的地の「一碧湖ホテル」まで全行程約100kmに要したドライブ時間は3時間20分。途中渋滞があったものの、ドライバーにとっては快適な季候の海沿いドライブだったので、とても楽しい道程だった。