横浜中華街
January 31, 2021
June 03, 2011
May 27, 2011
常連になりそうな横浜中華街の慶華飯店
今回は特別に人気の「エビワンタン」に麺を加えていただいた「特製エビワンタンメン」!。これがとても、旨ぁーいっ!!スープもワンタンもエビも麺も、それら全てが美味しいぃ♪!
玉子好きの彼女は「天津ソバ」。天津嫌いの私もさすがに興味を持ち一口いただいてみると...うぉ美味しい!これら二品スープも具材も高度に美味しく調理されている。
次回は何にしよう?と思っていたら、隣のテーブル席に座った家族は常連さんのようで、「前回肉バラ飯が美味しかったから」「愛想は悪いけど味は美味しいんだよね」などとたくさんの情報を発信してくれていた。 次回は牛か豚の肉バラ飯もいただいてみよう。 横浜中華街の定番店になりそう。
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店名:慶華飯店
最寄駅:日本大通り / 元町・中華街 / 石川町料理:
広東料理評価:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):ディナー1,000〜3,000円用途:デート
February 17, 2011
旧正月横浜中華街風景に思う
特に大通りの夜用イルミネーションには昨年までと比べるとあまり華やかさを感じられなかった。組合予算が厳しいのだろうか?
それにしてもひとたびお店に入るとその飾りつけはゴージャスで楽し各お店の個性を発揮させている。
左の画像は「萬珍樓」の入口を入るとロビーで出迎えてくれる3体の獅子。ほうら、これだけで春節ワクワク感が高まり楽しいでしょう?
爆竹の響きは例年通りの鼓膜を破らんばかりの迫力の音だった。
春節に横浜中華街へ来たのなら「関帝廟」にもご挨拶をと訪ねてみると門前に霊廟を背景に必死で二人だけの写真を撮ろうとしている男女。そこで撮影のお手伝い。彼のiPhone4で撮った画像を喜んでいただけた。
左は「Canon IXY30s」でストロボ発光させずに夜景モードで撮ったショット。フィルム世代としては驚きの仕上がり。F2.0レンズと画像エンジンの本領発揮した画像。
今回の旧正月はまた私にいろいろと新しい思い出を旧暦に刻んでくれた夜になった。
February 15, 2011
旧暦の正月を横浜中華街で祝う
この数年は「萬珍樓」で祝ってきたけれど、今年は「聘珍樓横浜本店」を久しぶりに訪ねてみることにした。
香港は2日から6日までは旧正月休暇期間でも、日本ではカレンダー通りで横浜中華街を訪ねたこの日3日木曜日は当然平日で、イベント箇所には人が集中してもパフォーマンスが終わると各通りを歩く観光客密度は驚くほどに極めて低くなった。
「聘珍樓横浜本店」に入店したのは午後8時で、予約をとっていなかったのに待ち時間も無く1階テーブル席に通していただけた。そのフロアで食事をしていたのは4組だけで閑散としている。ちなみに2階席は1組8名が個室を利用しているようなだけでテーブル席に客はいなかった。
さてさてと、お腹がすいているのでメニュー選択には迷ってしまいながら選んだメニューは「飲茶・新春セット」を基本として追加でアラカルト3品。
「モンゴウイカの湯引き」はイメージしていたよりも薄く食べやすい。湯引き加減が絶妙で表面と中心部では違う歯ごたえを楽しめる。野菜と一緒に薬味をつけていただくとモウンゴウイカの甘さと薬味の辛さと食感のバランスを楽しめる優れた一品だった。
「魚の唇、筍、椎茸入りフカヒレスープ」のまったりとしたコラーゲン感覚がいい。椎茸も主張し過ぎずほどよくスープの一員としての立場をわきまえ脇役として馴染んでいる。旨い。
「煎り焼き肉まん」はナイフがあれば断面を紹介したかった。でも今夜はライヨールナイフ(ソムリエ用ナイフではなく携帯用収納式ナイフ)をもって来ていない。みちみちの具沢山が美味しかった♪
「フカヒレ入り餃子」は皮の厚さと具の多さがいい塩梅。無視加減も丁度良く舌に絡み付いてくる。
「蟹卵入り金魚餃子」がプリプリのツルツルで頭の部分には目を模したとびっ子のような魚卵が付いている。
先ほどからテキパキと配膳してくれている無表情なベテラン女性スタッフに、
「金魚いただきまぁす」と言うと急に笑顔になり、
「アハハ、だいじょぶですか?」
と私がそのツルツル金魚餃子をはしで挟められないのを見て心配してくれた。
「はい、ツルツルだけど大丈夫です」
日本国内外の高級中華料理店(のみならず普通の中華料理店)では無表情で怖そうに見えるテーブル担当者でも、少しの会話を交わすだけで打ち解け合える。それが楽しい。文化の違いで、いまだに無表情サービスを美徳と考えている華僑や現地中国人は多いから。
「ピーナッツと豚バラの南乳煮込み」の肉はほろほろでよく味が染み込み脂も美味しいのだけど、それ以上にもピーナッツの美味しさには驚かされた。この一皿たいらげたいけれど、小食の私は後半の料理を考えて泣く泣くそのピーナッツと野菜の一部を残した。この味、お持ち帰りしたかった。
「チャーシュー入り饅頭」は饅頭生地からして美味しい!今まで食べてきた肉まん生地のベスト。今度ここで肉まんを買ってみることにしよう。
もうこの時点で「年内また来ようね」と約束している。
「本格香港エビワンタン細麺」の麺はワンタンを覆っててんこ盛り状態。スープも麺もその味は香港を思い出させてくれる。旨い。
「椎茸と髪菜入り焼売」には酢醤油を少しだけつけ、ラー油は使わずいただいた。そのままでも素材の美味しさだけで味わえる品なので。
「スペアリブの豆鼓蒸し」
美味しい料理が続いた中で、今夜のトップはこのメニューか?骨に気をつけながらいただく肉には十分と味が染み入り肉汁も閉じ込められ柔らかさも絶妙に蒸し上げられている!上品な味で美味しいっ!♪ 聘珍樓が提供する奥深い料理の技を感じさせた一品。
「クコの美入り粥」はなんと私の心を癒してくれるのだろう。その粘度、極めて微妙な味付け、温度、それらのコンビネーションは完璧に感じる。
たかが粥ながらも手を抜かぬ調理人の神髄技を味わえる品。餃子・シュウマイ・スペアリブ等をつまみながらこのお粥を美味しく大切にいただいた。
最後は「フルーツ入りタビオカデザート」。おかわりしたいくらいに美味しい♪ 入りすぎていないタピオカの量がいい。ココナッツミルクタピオカやメロンタピオカのようにタピオカは入りすぎてはいない。それらはそれでいいのだけれど。
次回デザートを選ぶ際には料理同様に迷うのでしょう、きっと。
春節祭の「萬珍樓」ではフォーチュンクッキーが小さいながらも渡してくれるのだけれど、
「聘珍樓にはないんだね」
と話していた矢先にフロアマネージャーがやって来て、
「春節祭にご訪問いただいたお客様へのお土産です」
と一人に1個頂戴したのは春節土産の「肉包(肉まん)」!
今回「チャーシュー入り饅頭」でその皮からの美味しさを味わえ知ることが出来たのでとても嬉しかった。
「聘珍樓横浜本店」様、料理は美味しくスタッフは丁寧で家庭的なので、再度静かな空間で楽しく奥深い料理の味わいをいただきたく再訪したいと思っています。
February 03, 2011
香港路は大賑わい
特に何故か「香港路」は集中してにぎわっている。
最近珍しく、焼き小籠包をメインに売り出し始めたお店が増えてきた。ここもそのひとつ。この品を求めて長蛇の列が出来ている!!
焼き小籠包を演舞のように調理する様をガラス越しに公開されているので興味深い。
その「金鳳酒家」店内は外の騒がしさとは無縁のように落ち着いた空間だった。
いただいたのは、
「バンバンジー(棒棒鳥)」
食前のおつまみとしては十分な食べ応えで、これが美味しい。
「薬膳スープ」
健康の大切さに気づかされる一品。
「海老チリ」が「炒飯」よりも早く配膳されるなんて。
でも数分の我慢。
「北京ダック」
これはお薦めできないほどの薄っぺらさで、笑えるほど残念な一品。
「炒飯」はさすがにパラパラで上出来。
「小籠包」
中身がジューシーで、これはとても美味しかった。
そして、
「焼き小籠包」
上海のそれを期待していただいたのだけれど、少々残念な味だった。美味しかったのだけれど。
日本人としては
「麻婆豆腐」にも期待。
そして期待通りの味が嬉しかった。
つまみに、
「フカヒレシウマイ」
旨いっ♪
デザートには
「杏仁豆腐」と、
「仙草ゼリー」。
「亀ゼリー」はない。
このゼリーの色以上に、中華街の夜は濃い...。
August 07, 2010
January 25, 2009
春節前夜の夕食
もう6時間もすれば旧正月・春節。今年も夕食場所として選んだのは萬珍樓點心舗。
横浜中華街でいつもとは違うルートをたどると新しい発見があるもので、今回初めて気が付いたのが「あらま、こんなところに?!」と萬珍樓社員食堂。4種類の日替わりメニューの中からひとつを、アルバイトから社員まで150円!でいただけるらしい。やはり中華料理なのだろうか。壁には職務別に求人広告。萬珍樓では人材をまだまだ必要としているらしい。アルバイトから支配人になったかたの例もあるので、努力次第で道は開ける職場環境と思われる。中華料理に興味のあるかたにはチャンスのある職場なのかもしれない。
萬珍樓點心舗に入店してみると、大通りの人通りの多さを考えると店内には意外にもまだ空席があった。偶然にも通された席は去年と同じ(!)。でも春節にはまだ1日早いので、テーブルにはフォーチュンクッキーはない(涙)。春節菜譜(春節のメニュー)の中から、去年は品切れでオーダーできなかった「祝い鶏」を真っ先に決定。その他の点心料理は空腹ゆえの勢いで食欲のままにあれもこれもと…、大丈夫か?
「金鶏斎喜(祝い鶏)」の蒸し鶏は大根と生姜のソースでいただく。皮まで旨い。手前はレバー焼き。左上にあるのはダシをたっぷりと含んだ湯葉巻き。これらをいただきながら、合間に紅白の酢の物でリフレッシュしながら美味しい春節限定料理を楽しんでいると…
テーブルはアッ!という間にその他「点心料理」で埋め尽くされてしまった(汗)。熱いうちにまず「豚足蒸し」にかぶりつくと、皮もゼラチン部分もやはり美味しい♪これを五目炒飯に乗せ、ソースをかけて食べても美味しい。
さらに急いでプリプリ「海老蒸し餃子」にモチモチ「ニラ蒸し餃子」を、酢醤油にちょっとだけつけていただく。定番の点心ながら、美味しい。
レンゲに薬味をつけた「小籠包」を乗せ、あふれ出る熱いスープをレンゲ上でフーフーしながら残さずにいただく♪この旨味凝縮の肉汁スープが美味しい。
湯気でなかなか自動焦点が合わず、点心は撮影に苦労する。オートではなく手動焦点がお薦め。
今夜の「五目炒飯」は重要な脇役で、どの点心料理と合わせても美味しくいただける万能炒飯。
予定になかった「和豚とザーサイの香り炒め」を追加オーダーしたのは、隣の男女が美味しそうにいただいていたのが気になり、しかもその食欲をそそる美味しい香りがこちらまで届いてしまったから。野菜のシャキシャキ歯ごたえがいい。最初は薄味気味と思いながら食べ進めていると、丁度良い美味しさになってゆく。ザーサイが苦手な彼女も気にならない刻み具合で抵抗なく「美味しい」と笑顔で食べ進んでいる。いい品発見。
実はこの「海老ワンタン麺」が蒸し餃子とほぼ同じようなタイミングで運ばれてきた。麺がのびないうちにと急いで食べたのだが、これが麺が粉っぽい。いつもの麺の美味しさが感じられない。どうしてしまったのだろう。麺が変わったのか、調理が失敗したのか…、残念な味になっていた。この品については、アンケートに明記させていただいた。
デザートはあれもこれも選びまくりたいところを、「マンゴープディングココナッツ」にした。濃厚なマンゴー味。ソースをスプーンで限りなく舐めるようにすくって完食。
幸せ満腹♪丁寧なサービスも気持良かった。
多謝!
ただ皆様、「豚足蒸し」は熱いうちに食べきりますように。熱いうちのトンソクは美味しくいただけますが、冷えたらただのブタの足でショックが大きい…。(私、豚の生足をかじった経験はありませんが)
旧正月前夜の横浜中華街風景
暗くなりつつある横浜の街並みに浮かび上がる、特に山下公園からみなとみらい21あたりがカラフルなイルミネーション。しかもその空との端にコントラストも鮮やかなる富士山のシルエットが美しい…。
今宵は旧暦の正月前夜、つまりは大晦日。横浜中華街に着いてみると、道には人がいつにもなく車道にまであふれ、食料品店には普段店先では目にする事の無い春節用の各種多彩な中華食材が並んでいる。やはり旧正月前夜。明日から始まる春節祭に活躍する獅子舞の準備は万端のようで、インフォメーションセンター(ChinaTown 80)では記念撮影用に観光客がかぶってもいい獅子頭をいくつか用意させている程に、余裕を感じさせてくれる。
土産物店では、金運の「金の豚」は多量に陳列されているその隣に、似たような可愛いキャラで「金の牛」がすでに登場していた。(買わなかったけれど…)
最近まで見かけなかったような店舗が、今夜はやけにたくさん横浜中華街界隈にとても目立っている。中華街大通りにも、その他の通りにも…。この数ヶ月で加速度的に変化している印象をとても強く感じさせられた。
春節カウントダウンイベントの会場のひとつ、関帝廟にはたくさんの人たちが参拝している。
その関帝廟と関帝廟通りをはさんで面している會芳亭で、賑やかな見物人達に囲まれながら演舞する獅子舞を数年前に観たけれど、今夜は一組の男女が記念撮影をしているだけだった。きっと今夜、春節カウントダウンが近づくにつれて、この周辺も様子が激変するに違いない。
December 25, 2008
クリスマス深夜の横浜中華街
この時期この時刻の横浜中華街大通りは、こんなに人通りが少なかったっけ?普段午後11時半過ぎても営業しているお店が閉まっている。大通りを歩きながら善隣門まで来てしまった。
迷った末に、いつかは入ってみようと思っていた馬さんの店「龍仙」が通常通りに営業していたので入店!「(小腹を温める夜食だからいいか)」と…。店内にはたくさんの有名人たちとの取材写真が貼られている。そしてメニューの豊富さに驚かされる。
私はアグネスちゃんお薦めの「龍仙粥」(蝦・ホタテ・イカ・白身魚)、だったのですんが〜(山本高広がマネるフジテレビ軽部アナ風に)…
ぬるいっ#!具も白身魚が二切れだけで、あとはそれぞれ一つだけ…と、紹介している写真とは具の量が違いすぎる。値段からしてしかたないのかなと理解したく思いつつも、せめてお粥は熱々で出してほしいと切望した夜だった。半分以上を残してしまう。
彼女が注文した「熱ネギそば」のスープは甘めで、そのあとに辛さが来る。でも…、クリスマス深夜に客がしばし途切れてしまった時には、熱量が極端に落ちてしまうのだろうか。お粥ほどではないにしても、一般のラーメン店でいただくスープの温度と比べると明らかに低すぎる。
訪ねた時が悪かったのかもしれない。昼や繁盛時間帯はどうなのだろう、と思うけれど、再訪はないかも…。ゴメンナサイ。
客が少なくても気合いを入れて、自ら盛り上がっていてほしい横浜中華街の料理人たち。
August 29, 2008
雷雨大雨洪水警報発令中に横浜中華街へ
恐ろしいほど雷が轟く中、幸いにもドライブ中は数か所で小雨に出会ったくらいで無事横浜中華街に到着。中華街のなかにありながら午後10時以降は朝まで300円と劇的に安くなる、深夜族にはかなり嬉しい駐車場に今回も入庫。
普段ならば金曜日の各店舗閉店時刻頃は、帰宅する人たちで通りがあふれ祭りのように賑わっているはずのなに、今夜は普段とは違っていた。人影がほとんどない。昨日から続く東京横浜一帯の異常なる大雨洪水警報がかなり影響しているのだろう。そんな中で、今夜目指したお店は中華街の東にある朝陽門に隣接する「北京飯店」。
窓越しに突然激しく打つ大粒の雨。すんごい気象状況…
そんな時に清算して店を出る客を丁寧に見送るフロアスタッフ。タクシーの迎えが来た客には、傘をさしながら最後まで見送るフロアマネージャー。最後まで接客する姿勢が素晴らしい。
私はこのお店ご自慢の「小籠湯包」をまず真っ先に注文。いきなり食べに走ると熱々スープが飛び出してしまうので、唇周辺の火傷に要注意。小籠包を自慢としているお店でいただく際には、その中のスープは間違いなく高温。レンゲに一度乗せてフーフーした上で指定スープをかけ注意深くハフハフといただくか、火傷するほどのストレートな美味しさを楽しむかは自由。自慢するだけあって、小籠湯包は確かに旨味を感じさせる味わいで美味しかった。
そして私は「酸辣湯麺」。…意外にかなりの薄味…つかみどころのない味になっていて半分以上の麺を残してしまった。でも彼女が選んだ「五目湯麺」を数口いただくと…、これがスープも麺も具も美味しい♪
スープのベースから、何処かで何かを間違えました?>料理長
同じ湯麺なのにスープは別物と思える程の味になってしまっていたのは残念。次回は違ったメニューをいただいてみようと思う。
それにしてもフロアスタッフによる接客サービスの丁寧さには感心した一夜だった。
June 08, 2008
横浜大世界
おぉ、キティちゃん!
ここでも営業ですか?
御苦労様です。
いつもは食品を購入する事が多いお店なのに、今回はかなりの満腹感で食品に興味が向かわず、購入したのは自分用クッション。妖しく輝くバブリーな生地とデザインが本革の黒い長椅子によく似合っている。これがなんと、
おひとつ税込525円ですよぉ!!(ジャパネットたかた風にどうぞ)
これを枕に深夜番組を観たおしましょ。
招福門の美味デザート
今夜の招福門飲茶食べ放題メニューでは、蒸し・焼き・揚げの点心は期待はずれの味だったので、デザートはどうなのだろうと不安になっていた。
んが、そんな不安をマンゴープリンの一口が吹き飛ばしてくれた。
うぉ美味しぃぃぃいっ♪!
1階売店で販売しているマンゴープリンそのままの美味しさ。
隣のテーブル席でいきなりデザートから食べ始めたカップルの男性が「糖朝のマンゴープリンよりも僕はこっちのほうが好きだな」と。私たちも無言でうなづいていた。味が濃く固さもちょうど良く果肉の粒が嬉しい食感。
「マンゴープリン(芒果凍布旬)」は追加オーダーしてしまったほどの美味しさ。「アーモンドゼリー(杏仁凍豆腐)」はフルーツが少ないシンプルな盛りつけながらどれもが美味しい。
「タピオカ入りココナッツミルク(椰汁真珠露)」は一見ただのココナッツミルクでタピオカが見えない。だけどその水面下に大量のタピオカ。期待していなかったけど、濃厚なココナッツミルクが味わい深いのと、タピオカの煮戻し具合が丁度良く心地よい歯ごたえ。スープ飲んでタピオカ噛んで飲んで噛んで。旨いっ!
木綿豆腐にも見える「ココナッツミルクムース(牛奶椰汁糕)」は、スプーンですくってひとくちいただくとやはりネーミングどおりのココナッツミルクムース。これも美味しい。
最後のデザートが特に美味しかったので、食後は心落ち着く事が出来た…。
それにしても飲茶メニューをよくこれだけ食べられたものだ。味とは別に興味も食欲を後押しする要因になる場合があるのだろうか。餃子類は残念な味だったけれど、楽しい夕食のひとときが過ごせる内容だった。ごちそうさま。次回はきっと6階でフカヒレ料理♪
今夜は招福門で飲茶食べ放題
さぁ、飲茶食べ放題の始まり。時間無制限なのでゆっくりといただける。まずは車なので今夜の飲み物はプーアール茶(別料金)。休日は最近不思議と無理なく禁酒できている…体調不全なのか!?(かえって不安)
招福門(2階)が紹介する飲茶食べ放題「食べ方のコツ」(蒸し・焼き・揚げの順)に従って、まず注文したのは蒸し点心メニュー各種。
定番として最初にいただいたのが、「海老蒸し餃子(竹筍鮮蝦餃)」。海老の身自体はプリプリの食感なのに味付けが極めて普通…。食べ放題とは言え招福門の味に期待していただけに、いきなり出鼻をくじかれてしまった。
くじけそうなところで「とび子と海老の蒸し餃子(魚子鳳眼餃)」をアングリとこれも一口。んー…料理写真と違ってとび子が蒸され過ぎている。海老のプリプリ感が唯一の救いだった。
私が喜々として真っ先に選んだのは「鶏足の黒豆ソース蒸し(鼓汁蒸鳳爪)」。香りも味も香港で美味しくいただいた味にとても近く、バクバクと美味しく食べてしまった。あとに残ったのは4足(?)分の骨だけ。
これは期待通りの味だった♪
さらに蒸し点心を追加。
「ショウロンポウ(上湯小籠包)」の中にあるスープをこぼさぬようにとレンゲを使いながら慎重にいただくと……?……
旨味をあまり感じられない(涙)
これも期待はずれの一品。
「ふかひれ入り蒸し餃子(金絲魚翅餃)」に入っているふかひれは数えるほどで、味も他の蒸し餃子との差はあまり感じられない(泣)。
「チャーシュー入り饅頭(蠣油叉焼飽)」の肉はどちらかというと乾いてしまってジューシーさは微塵もない。ただ味付けは女性好みの微妙な甘さのソースで意外にも美味しいらしい。私の味覚がおかしいのか??
本日のお薦めメニュー3品の中から「中国家庭風の水餃子」を選んでみた。水餃子と思わずにいただけば、ただもっちりとした餃子として味わえるけれど、それにしても特筆すべき味わいはないのは残念。
休憩に「かた焼きそば」をいただけば、これがまたインスタント菓子麺のような味。餡にからめて工夫しながら食べても無駄な努力に終わってしまった。
「海老入り揚げ餃子マヨネーズ添え(沙律明蝦角)」はころもが尖っていて口内デインジャラス。注意しながら食べると意外にも美味しい。
「ピータンのお粥(干貝皮蛋粥)」が美味しい!やっとホッとした感じ。そうだ、「海老入り揚げ餃子」をトッピングにしてみよう、と馴染んだところでいただくと、これが正解の味♪揚げ餃子の皮の尖りがなくなり、美味しい具材としてお粥の友になってくれた。このコンビネーションは良かった。
ちょっとだけ「チャーハン」。これ自体は味の素冷凍食品「具だくさん五目炒飯」やニチレイフーズ「海老塩チャーハン」のほうがはるかに美味しい。点心と一緒にいただくべきご飯なのだろう。
「韮入り焼き餃子(韮菜鍋貼餃)」と一緒にいただいてみた…
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餃子の皮は厚く、焦げ目があるのにパリパリ感はまったくない。味の薄いチャーハンはパサパサ。悲しくなってきた。
デザートの女神よ、お助けあれ……
朱雀門から招福門へ
いつもは午後9時10時過ぎに訪ねる機会が多い中華街はすぐ近くなので、久しぶりに普通の夕食時刻にその「街」を訪ねてみる事にした。
横浜元町から前田橋を渡り、中華街へは南口に構える朱雀門から入ってはみたものの、まだ食事場所が決まらない。ラストオーダー午後9時の景徳鎮(HP)で久しぶりにお店で陳麻婆豆腐を食べられるチャンスでもあるし…などと悩みながらも南門シルクロードの飲食店の店頭メニューや土産物店を観察しながら観光。…今夜は意外にもこの通りに観光客が少ないように感じる。中華街大通りに人が集中しているのだろうか。
通りの歩道にまでテーブルを出している占いコーナーには、観光客たちが(お目当てなのだろうか)占い師ごとにベンチに座って順番を待っている。各テーブルに置かれている5円硬貨に満ちている箱は、占い1件が995円なので千円札で支払われた場合の釣銭用らしい。「五円(ご縁)をどうぞ」と日中文化が硬貨に込められているのかは確認しなかった。
その一帯の向かいにあるのが「媽祖廟」。大京が大型マンションを計画していたこの土地は清国領事館跡地だった。その土地への思いを大京に訴え理解してもらった末に、横浜中華街発展会協同組合が店舗からの寄付金を資金に買い取り、2006年3月17日に落慶開廟するに至ったという。歴史と文化を守ろうとする華僑の人たちの熱意の成果だと思う。
ところでそれで夕食は?一瞬立ち尽くしていたのは南門シルクロードから関帝廟通りへと導く天長門の前。今夜はかなり調子の良い空腹感でたくさん食べられそうな気がしている。ならば招福門(HP)で飲茶食べ放題を体験してみる?と予約なしで入店!
1階待合席で待つこと3分(!)程で、2階飲茶食べ放題フロアーへ入店許可♪
二人用テーブル席が集まるスペースの一席を用意してくれていた。このフロアーには若いグループが多い。20代の育ち盛りには嬉しい飲茶食べ放題、しかも招福門という名の集客力は強く満席状態。
さぁて、私たちは何をいただきましょうか。
飲茶食べ放題システムの「食べ方のコツ」として、
蒸し物⇒焼き物⇒揚げ物⇒デザート
の順に注文すればたくさんいただけるとの説明なので、今回はその勧めに従ってオーダーしてみましょ。まずは蒸し物から…
その飲茶メニューのレポートは、次回ブログでのお楽しみっ!
March 15, 2008
深夜のおつまみはアヒルの舌
ディナーは某レストランで開店と同時に入店していただいたので、夜も遅くなると小腹が空いてくる。今日の締めに夜食をちょっと...。
横浜中華街に着いたのは、午前零時近くなっていた。この時間帯に中華街で駐車するなら、午後10時から翌朝8時までは駐車料金100円/60分、しかも上限300円という深夜族にはありがたいいつもの場所に駐車。3月17日の媽祖祭までは、中華街大通りも「春節燈花」のイルミネーションで華やかに飾られている。
久し振りに「九龍・豫園別館」を訪ねようにも閉店時刻。この時間帯なら、以前であれば「福満園本店」を訪ねる事が多かったのだけれど、「福満園新館」を含めて最近油のニオイが微妙に気になっており、四川風麻婆豆腐の味に惹かれつつも、再訪するにはまだちょっと躊躇してしまう。
そうして悩んだ末に訪ねたのが、「酔仙酒家」。今でも店頭では午前2時過ぎまでホカホカ肉まんを、店内では午前3時まで料理を提供してくれている広東料理店。
今夜の中華街は、いつもの週末深夜の人通りと比べると、意外に少なかった。この店内も、客は2名1組と中華街関係者が一人夜食を食べているだけだった。
最初に注文したのは「椒塩鴨舌(アヒルのタンの塩・胡椒揚げ)」。「福満園本店」や「大珍楼別館」の調理法と比べると、よく揚げられた塩胡蝶だけのシンプルな味付けで、スナック感覚で軽くいける料理になっている♪
「アヒルの舌を食べてみたいけれどコワイ」という初心者向けには特に、最初の一口でこの食材に対するガードを解いてくれる味で、飲食に弾みがつくお薦め出来る一品だった。
初心者はこの大皿の中からエイヤッとひとつをつまみ上げ、即かぶりついて見た目よりも先に味を楽しんでみて欲しい。
【我的作法】
・大皿から舌の身のプリプリ具合が豊かなものを選んで別皿に盛る。
・まずはその豊かな肉付き目で味わう。
・二股になっている軟骨部分の一方を指でつまみ、残りを全て口に含む。
・軟骨部分を噛みしめつつ、前歯で身を削ぎながらタンを味わう。
・ドライバーなら烏龍茶かジャスミン茶を注文。
・ドライバーでなければビールを注文。
・料理が美味しければ、次の料理を運んできてくれた従業員に素直な気持ちで、「真好吃(ジェンハオチ)」と笑顔で伝えてあげる。
アヒルの舌を数口いただいたところでもう「海鮮湯麺(魚介そば)」が運ばれてきた。麺からいただくと、スープがよく絡んで旨い!麺も噛む程に味が伝わってくる。
一見辛そうに見える「葱油湯麺(ネギそば)」は、辛味が苦手な人にも優しく尖りの無い辣油が使われて、誰にでも美味しくいただける味になっている。
横浜中華街で深夜まで営業しているお店の味は、期待を裏切らない。
February 10, 2008
春節は横浜中華街で
三連休の中日、昨夜の雪が大気を洗い流してくれたおかげで、ベイブリッジから富士山がとても綺麗に見える。
見る見ると陽が沈み、空のグラデーションと富士山のシルエット、そしてみなとみらい(MM21)のビルや観覧車のネオンが彩りを添える日没の風景は見事な美しさだった。
とにかく横浜中華街の萬珍樓専用駐車場へまっしぐら。予約はしていない...
駐車場には初老の男性係員が一人、入庫前に穏やかな物腰で予約の有無を聞いてきた。今夜は萬珍樓本店も萬珍樓點心舗も予約で満席、フリー客の順番待ちは本店で2時間!さすがは春節と重なった日本の三連休中日、大入満員だった。諦めようとしていたその時、「點心舗に空きそうな席があるかを確認してまいりますので、少々お待ち下さいませ」と、その係員が電話をしてくれた。禁煙席が今一ヶ所空いたとの事なので確保。冷える夜にもかかわらず、そんな親切な対応に感謝感激。欧米ならばチップをかなり弾んでいるところ。
萬珍樓點心舗に入店し受付で名前を告げると、確かにひとつだけ空いているテーブル席へ導いてくれた。メニューと一緒にフォーチュンクッキー(中国版「おみくじ」)が一人に1個届けられ、「クッキーの中にメッセージが入っていますのでお気を付け下さい」とフロアスタッフが説明してくれた。知らずに完食(?)してしまう観光客がいるのかもしれない。
まず春節菜譜から選んだのは「祝い鶏」、そしてお祝いのノリで普段はほとんど注文する事のない料理も選んでみた。ドキドキワクワクの高揚感は、やはり春節のせいなのかな?
中国古典三重奏が奏でる新旧の楽曲を聴いていると、最初に来たのは「五目炒飯」!?コースではなくアラカルトで注文すると、何故か最初に炒飯が出てくるケースが多いように感じる...。
バクバクと行きたい空腹感を抑えながら、時間をおいて少量ずつ普通に可も不可もない炒飯を食べていると、やっと次に来たのは「南乳猪手(豚足蒸し)」。これが大当たりの料理で、味付けも脂身も美味しい!コラーゲンたっぷり摂取して、骨までしゃぶり尽くしてしまった。
ニンニクとの相性に極端な差で反応が異なる私には「蒜油鮮露筍(グリーンアスパラのニンニク味)」も冒険の一品だった。けれどこれも大正解!アスパラ各部分のホクホク食感を楽しめ、ニンニクを使った味付けも美味しく仕上げられていた。
食事中に春節菜譜の「祝い鶏」は売り切れと告げてきたので、代わりに「彩鳳献呈祥(飛鶏の蜂蜜仕上げ)」を注文。ジューシーに揚げられた鶏肉が美味しく、熱いうちに完食。器に見立てた揚げ麺の食べ方が分からない。酢豚を盛ってみようか、汁物に浸してみようか、そのままスナック感覚でかじるか、それとも頭にかぶって「遠野のカッパでぇす」と笑いをとろうかと...悩む。
「菠蘿古老肉(パイナップル酢豚)」は少々酢の味が勝ってしまっていて、唐揚げと野菜が美味しいだけに甘酢あんがちょっと残念な味だった...。
「蝦球湯麺(車海老そば)」は、海老出汁が効いたスープも車海老も野菜も美味しくいただけた。麺は最後までのびることなく丁度良いコシのままだった。
デザートには「マンゴープリン」と「あんみつ」。どちらも美味しすぃーっ!あえて贅沢を言えば、白玉にもう少し改善を加えて欲しいところ。私には固めに感じた白玉の歯ごたえだった。
何はともあれ今夜の料理は大満足。食後は月餅を買いに萬珍樓売店中華街大通店へ。
萬珍樓本店入口両脇を飾っているのは金柑の木。中国では金桔とも表記され、桔は吉と同音である事から大吉・大利(大きな利益)を意味している。また健康を祈るという意味も持っており、豊満な姿は福徳、黄色は黄金を意味し、数多くの実は子孫繁栄を表すとされ、旧正月には非常に縁起がよいものとして一家に1鉢を用意するという。
家に帰ったら今夜も完熟金柑を皮ごと食べましょ♪
June 02, 2007
横浜中華街をはしごした夜
残念だった「上海豫園小籠包店」の味。追加オーダーする食欲も興味もわかなかったので、閉店時刻がせまるお土産店へ移動。
買い物を済ませた頃には飲食店も閉店時刻。もう少しだけ確実に美味しい料理を食べたい。午後10時過ぎても営業時間にまだまだ余裕がある中華料理店の中から、今回選んだのは「大珍楼別館」。
さすがは横浜開港祭の夜、ほとんどの席がまだうまっている。しかもいつもより年齢層は低いし日本人が多い。
中華街にある大珍楼3店舗のなかでも別館は、「中華街にいる中国人の為につくったお店。日本風には一切アレンジなく本場のなつかしい味が楽しめる。」というコンセプトのお店。
この別館で旬のお薦めメニューを確認するには、テーブル席にある見開きメニューよりも店内に貼られた赤札メニューに注目すべし。今夜のお薦め食材は「スッポン」。こーゆー食材はよく回転している時に食べておかないとね。
そこでまずは「スッポンの漢方薬スープ」で始めて、いつも確実に美味しい「五目かた焼きそば(八珍炒麺)」をいただく。
そうして今夜の肉には「鶏薬膳鍋(川弓百子浸鶏)。」
やはりこの店の料理は旨い。(別館唯一の弱点は炒飯くらいだろう...)
鶏薬膳鍋の方がスッポンの漢方薬スープよりもコラーゲンがタップリ感。明日の朝はお肌プルプルで髭剃りも快調になるのかな?(爆)。
結論。今夜は冒険せずに最初から聘珍樓か萬珍楼に入ればよかった(泪)。分散して食事してしまうと今回利用した中華街パーキングでは無料サービスは使えず、出庫時の精算は2100円だった(涙)。
クロワッサン特別編集 からだにいいことがいっぱい!の東洋医学 ~漢方・ツボ・薬膳~
中華街でおやつ買い
明日日曜のデザートを買いに寄ったのは「招福門(1階)」。
ここのマンゴープリンは持ち帰って翌日食べても感動的に優しい美味しさを持続している秀逸なる味のデザート。
そして中国のように季節を問わずに、日本ではいつでも買える月餅。個人的には季節に応じて「木の実系」が入っている種類につい目がいってしまう。ここの月餅のアンは穏やかな甘さで緑茶にもよく合う。時々あえてミルクと一緒にいただくこともある。
「上海豫園小籠包館」で食事しながらも、とうとう「皇朝」で一口サイズの肉まんを買ってしまった。
同じ部門でチャンピオンになった料理人同志の筈なのに、経営形態が変わると味にまで影響する事を今夜実感してしまった。
横浜中華街の飲食店には浅瀬もあれば深みもある。ネットワークを築く以前の、いまだ手探り状態の街。
February 04, 2007
横浜中華街でお気に入りの肉まん
小さな「肉まん」だけど、侮れない美味しさ。熱いけどオイヒー(美味しぃー)。ヤケドにご注意。
肉まん画像ですか?ごめんなさい、撮影前に完食で。(詫)
December 24, 2006
横浜中華街もクリスマスの装い
クリスマスイブでも日曜の午後11時を過ぎれば、中華街大通りに面しているお店のほとんどにはシャッターが下りてネオンサインも消えている。しかしさすがは大通り、春節燈花のイルミネーションが帰り客達の足元を照らしてくれている。我々は人の流れに逆らいながら、深夜営業の料理店を目指す。吐く息も白くなる寒い夜は、四川料理が美味しい福満園本店へ。
店内はすでに9割の入りながら、運良く大きめのテーブル席に導かれた。厨房は大忙しの雰囲気。
前菜に「アヒルの舌の香り揚げ」、あとは「北京ダック」に「陳麻婆豆腐」と「海老かけご飯」を注文。
この店はいつもながらコース順序お構いなしに出来上がった料理から運ばれてくる。
真っ先に届いたの定番の「アヒルの舌」をゆっくりと味わっていると、次に来たのは激辛「麻婆豆腐」のみ。なかなかご飯が来ない。辛いながらもいつになくその旨味を楽しんでいる私とは違い、辛い料理が苦手な彼女が弱っている。私は1人で半分程を食べた頃、ようやく届いた「海老かけご飯」。
頭頂部や眉の上に汗、唇に膨満感。既にかなりの体力消耗で「かけご飯」1/3を食べるのがやっと。
忘れられてしまったのかと思う程の最後に出てきた「北京ダック」。そのキュウリの爽やかさにすがりながら、なんとか割り当て分を完食。
コースの順番が変わると体力消耗度合いにかなりの差が出来る事を体感。良い体験だった。
辛さに弱いかたにはお勧め出来ないけれど、今夜の「陳麻婆豆腐」はストレートのまま口に入れると噛み込むほどに挽肉の旨味がよく出てくる美味しい味だった。また食べたい。
今夜は深夜になっても客の回転は速かった。店を出ると大通りのイルミネーションは消えていて、イブは明けてクリスマスになっていた。
August 26, 2006
今夜も大賑わいの横浜中華街
午後9時過ぎに到着した横浜中華街には各通りに人が溢れていた。老いも若きも家族連れも1組数枚から10数名のグループがやけに多い。今日は浅草も銀座もお台場も横浜みなとみらいも途中の道路も人や車で混雑していたと思ったら、中華街もそうだった。夏休みシーズン最後の週末を楽しもうとするすごい人出を各地で体感。
中華街老舗の「老生興菜館」は本当に閉店してしまったのだろうか。シャッターは下りたまま。2000年前後まで深夜によくお世話になった思い出があるだけに淋しい。
その一方で長安道で営業していた「皇朝」は、あっという間の短期間にこの中華街だけでも4店舗が営業している。美味しさはさることながらカウンターの向こうで輪になって黙々と作り続ける集団には念さえも感じる。加えてTVの影響力のすごさも感じながらこの店の発展ぶりを見続けてきた。
新旧交代を感じた夜。
この時刻でさえ評判の各店は満席。穴場情報駆使してもどこも込んでおり中華街を彷徨う事一時間。偶然にも某門の近くに22時から1時間100円という駐車場を発見!深夜族の私には大発見!!車を「中華街パーキング」からこの駐車場に移動し、1時間前は入店を拒む雰囲気さえあった程にてんてこ舞いで満席だった「王興記」へ。
22時を過ぎた頃にまた訪ねてみると丁度テーブルが空き始める。我々に気が付いいてくれたスタッフに導かれて席へ。今夜は特に凄かったらしい。予想以上の来客で厨房もフロアスタッフもパニックに近いフル回転状態だったそうで、ようやく落ち着けたような瞬間だそうな。「ごゆっくり」との言葉に実感がこもっていた。
私は「パイコーロー」に「蟹レタス炒飯」を選択。昼食以外で「パイコーロー」を頼んだのは生まれて初めての事。渋滞ドライブで訪ねた各地域は観光客で混雑していた今日の夕食には、味噌味で調理された豚肉と野菜に惹かれてしまった。それと一緒にシャキシャキとパラパラの炒飯を頬ばりたいと、欲するままのセレクション。彼女は「海鮮涼麺」。気が付けばランチタイムメニューのようになってしまった...。ポーションをお互いにシェアしながら今夜も美味しく頬ばる。
涼しくなったらここ「王興記」の「蟹のあんかけ小籠包」をいただきたいと楽しみにしている。
July 29, 2006
今夜食べたいものを目指して横浜中華街へ
勝どき橋上には遠く静かに隅田川花火大会を楽しんでいる複数のカップル。(穴場?)
東京タワーやレインボーブリッジを遠く右手に見ながらお台場へ。
羽田を発着する夜間飛行の、翼端灯等に照らし出された数分間隔に浮かぶ機影は、車を走らせているとそのうちにエンジン轟音と共に着陸態勢の機体下部をさらしながら頭上を通過して行くボーイングやエアバス。そうして羽田からは首都高で横浜中華街へ。
まずは大通りにある「源豊行本店」で亀ゼリー(亀苓膏)を購入してから「王興記」へ。
注文して真っ先に来たのは「カニスープ入りストロー付きタンパオ」。おいしそー!だけど注意!いきなりストローを吸ってはいけない極熱で危険な旨味凝縮スープ。吸うのをしばし我慢して、次に来た品からいただくことに。
彼女は「フカヒレつゆそば」、私は「フカヒレあんかけ炒飯」...と、これがいけなかった。この店でこの価格帯でフカヒレ主体の料理を美味しくいただくためには、二人で一品がその境と感じる。この一線を越えると満足度は激変してしまうと感じたので、食事参加者人数が増えるならば質を上げたほうがCPは良くなり食後の印象も良くなると思うとのご意見確認。
お互いに「つゆそば」や「炒飯」を1/3以上いただいたところで、ヤケドに気を付けながら慎重にタンパオのスープを...、おぉっ??まだケッコー熱いっ。でもフゥーフーッハフハフしながら美味しく完食。
July 15, 2006
冷やし中華?ならば横濱中華街へ
都内91.5キロを走破するのに8時間。そのうち環八で費やした時間は33.4キロで4時間。そんな環八ドライブでヨレヨレになりながらも、締めには美味しい食事がしたい。彼女は冷やし中華がいいと言う。それならいっそ中華街まで足をのばし確実に美味しい冷やし中華をいただくことに。
今夜選んだのは、中国紅蘇省無錫では90年以上の歴史を持つ点心専門店として有名な「王興記」。横濱中華街への進出は2005年6月19日。私が最初に立ち寄ったのはその1週間後の週末6月25日。
ここで使うフカヒレは宮城県気仙沼港から独自ルートで直接仕入れているので、フカヒレを使った料理は低価格メニューからして水準は高い。
天井画には龍。おぉ、大胆にもツメが五つ。入口付近のディスプレーにはゴージャスなフカヒレ。
今回は「フカヒレつゆソバ」と「海鮮涼麺」に「小籠包」を注文。
麺がいい歯ごたえで味も美味しい、スープが旨い、そしてフカヒレの無臭がいい。さすがフカヒレにこだわっているお店。
金曜と土曜は午前1時まで営業しているので、深夜族にはありがたい中華街のお店。
May 22, 2006
午前零時の夕食は横濱中華街
夜の会議が終わり帰宅したのは午後11時20分。遅いと言えば遅いが早いと言えばまだまだ早い時刻。疲れているのに頭の回転が止まらず高揚しているナチュラルハイ状態。沈めるには酒かドライブか...。朝までには作成しなければならない報告書があるので、今回はドライブを選択。ついでに(?)彼女と横濱中華街で遅い夕食をとる事にして、飛ばさぬように安全ドライブ...。
中華街パーキングで駐車券を取ろうとしてサイドウィンドーに手をぶつける!?降ろすのを忘れていた!!希な場面に二人で大笑い。
(...自覚以上に疲れている事に気付かされ、気を引き締める...)。
駐車場向かいの福満園新館は午前零時を過ぎてもかなりの客入り。そこを横目に今夜決めていた福満園本店へ。
何故か今夜は炒飯が食べたい。でも今夜はここの名物四川炒飯の旨辛い刺激よりも、胃腸をいたわり普通の五目炒飯を注文。そして野菜がたっぷりの海老焼そばと海老餃子。
海老餃子を一口、!?冷たいっ!!スタッフ平謝りで再調理。そうして食事が終わりかけた頃にようやく届いた熱々海老餃子。スタッフ対応がとても丁寧な事もあり、今夜は最後美味しければすべてアリガトウな気分。
お詫びのサービス、杏仁豆腐。いやいやほんとアリガトウ。
福満園は Edy と JALマイレージバンク(JMB)の加盟店。興味を抱いて今回初めてマイル登録。ステートメント表記が後のお楽しみ。進化を続ける横濱中華街はやはり面白い。
February 15, 2006
横濱中華街で本格的インド宮廷料理
私の職場で仕事のストレスが噴出したこの日、彼女にも仕事上別種のストレスが襲い…。
夕食時に食欲がありません。気持ちの切り替えにも、胃腸の為にも刺激が必要です。それも優しいスパイシーな刺激が…。シタール?そうです、思いついたのはシタール(SITAR)。家に寄ることなく直接駐車場から愛車で横浜中華街向け爆走安全運転で、開港道に面した中華街パーキングへ。
その裏通りの一角にあるシタールへ。これまで平日に何度か再訪問を試みていたのですが、毎回微妙にラストオーダー時刻が過ぎてしまった頃にたどり着き涙をのんでいましたが、今夜は余裕で入店です。素直に嬉しい。
導かれたテーブル席は17番、ガラス越しに厨房を見渡せる席でした。いきなりシェフと目が合いお互いに笑顔の交換。前回と同様にいい感じです。
今回のメニュー内容は、
【ヴェジタリアン・セット】
- ヴェジタブルサモサ
- ヴェジタブルパコラ2種
- お好きな野菜のカレーから、
ミックスベジタブルカレー(野菜を濃いソースで調理したもの)
- ダール(レンズ豆を煮込み、バターで調理したもの)
- サラダ
- タンドリーロティ
- クルフィー(自家製インド風アイスクリーム)
- チャイ又はコーヒーから、チャイ
【ムルギ・セット】
- ヴェジタブルサモサ
- タンドリーチキン
- お好きなチキン、ラム又は野菜のカレーから、
チキンヴィンダール(チキンに香辛料をきかせジャガイモを加えたもの)
- サラダ
- ナン
- クルフィー
- チャイ又はコーヒーから、チャイ
(画像にポインターを当てると料理名が表示されます。)
このタンドリーチキン2ピースは肉厚ですので食べごたえがあります。肉厚ゆえにもう少し表面に濃い味が付いていてもよいのかもしれません。
ダールが意外にもスパイシーです。野菜カレーの印象を薄めそうですが、この二品は良い案配で交互にいただくのが効果的と思いました。
チキン・ヴィンダールは、美味しい辛さをジャガイモが優しくサポートしている味わいで、バランスが良い一品です。ちぎりちぎった熱々のナンと一緒に完食です。
来て良かった。落ち着ける雰囲気で、料理も美味しかった。舌の感覚では辛いというほどでもないのに、意外な場所(頭頂や頬骨あたり)から汗が出てくるのはスパイスが効いて新陳代謝が促進されている証拠。やはりこれは薬膳料理ですね。
最後にインド風アイスクリームとチャイをいただく頃には、仕事のストレスは半減していました。
帰りがけ、隣のテーブル席に一人で食事をしていた男性客が読んでいた「不動産証券化」の専門書に目がとまり、つい質問。快くお答えいただき、ただただ感謝。参考になりました。ありがとうございます。
January 16, 2006
午前零時前後の横浜中華街
夜食のために向かったのは横濱中華街。着いたのは午後11時30分過ぎ。
人通りはほとんど無く、各店舗の看板照明もほとんど消されているというのに、中華街大通りにはまだ春節燈花のイルミネーションが綺麗に点灯されていた。
この通りでただ一店舗、零時を過ぎて午前4時まで営業している老正興菜館を久しぶりに訪ねてみようと近づくと、暗い?!シャッターがおりている!!張り紙には「改装中の為しばらく休業」なる旨...残念。新装オープン予定日も未定...(泪)。
気を取り直し、「では福満園へ」と新館ではなく本店のほうへ。
今夜の私が選んだのは、辛さには強い私にもこれはかなりの辛さながら、一度食べると病み付きにさせてしまう美味しさの福満園自信作四川風麻婆豆腐(陳麻婆豆腐)。これをエビ炒飯と一緒に。頭頂部の汗腺が一気に開き汗が!しかし、うまがらぁぁいっ!(意:とっても辛いけど旨い)
焼ビーフンを注文した彼女が何やら仕分け作業に没頭中。苦手なニンニクスライスが予想外に多く入っていたらしい。9割を残してしまった。辛さにも弱い彼女はこの麻婆豆腐もスプーン2杯程度の量を小皿に盛ったエビ炒飯と一緒に何とか食し、今夜はギブアップ。福満園の麺類は好きなはずなのにそれを追加注文する事さえしない程に食欲喪失状態。午前3時まで営業している酔仙酒家の肉まんを食べる意欲もないらしい。今夜は痛恨のメニュー選択ミス...
これを残したまま帰っては料理人に申し訳ないので「お持ち帰り」をお願い。明日私がいただきましょう。
店を出ると春節燈花のイルミネーションは消えていた午前0時30分の中華街大通り。携帯電話のデジカメでは写しきれない限界超えの風景...。
August 19, 2005
今夜は激辛四川料理を食べたいっ!
食欲はあるのに食べたい料理が思い浮かばず、
遅い時間に仕事をしながらも今夜は何を食べようかと悩んでいました。
夏場は食欲を煽ってくれるような料理の選択レンジが極端に狭まる時があり、今日の夜はそんなピーク。
週末なので銀座のバーで飲みながらお任せで出てくる小料理の数々でお腹を満たすのもいいかな、とも考えながらオフィスを出ると
「!」思いつきましたっ♪。今夜は横浜中華街で四川料理。
そうと決めれば安全運転で愛車を飛ばし彼女をピックアップ。
さらに交通法規を守りながらツインターボ全開で中華街に到着したのは午後10時を過ぎていました。
この時刻に美味しい四川料理を中華街で食べるのであれば福満園です。
彼女もここは中華街のお気に入り店のひとつなのでお店の選択に納得。想定通りです。数ヶ月ぶりに入店するとテーブル数が(当然席数も)
増えており、メニューも新しくなって品数も増えていました。繁盛度合いが読み取れます。相変わらず客の半数以上は中国語で会話。故郷の味、
家庭の味なのですね。
彼女は「パイコー麺(排骨麺)」を注文。私はさんざん迷った末、男性フロアスタッフが「これが一番辛いです」とのコメントに躊躇しながらも
「麻辣湯麺(四川風激辛そば)」。今夜の私の身体は激辛を求めていたようです。
「四川火鍋(本場四川の激辛鍋)」が魅力的で美味しそうだったのですが、
これは2名以上からの料理。辛さに弱い彼女の分まで今夜は担当できそうにはなかったので、次回のお楽しみにしました。
混んでいたせいかいつもより待ち時間長めながらまずは彼女のパイコー麺がテーブルに。
この料理を世に広めた横浜中華街老舗店老正興菜館よりも具が大きく豊富。
そして来ました「麻辣湯麺」
!
見た目だけで激辛が伝わってきました。まずはスープを一口…うっ、デインジャラス。むせるような激辛。でも美味しい、でも辛いの無限ループ。
麺をすする時、食材を口に運んで噛みしめ味わう時、スープを飲む時、一口一口慎重に食べました。噴き出す汗をぬぐいながら鶏肉・
ホウレン草・キノコを丁寧に食べました。彼女が途中「顔が赤くなってる」「首の血管が浮いてきた」「大丈夫?」
と心配しながらの実況中継。確かに体力が必要な料理です。さすがにスープは半分残しましたがほぼ完食です。
と同時に急いでフルーツ杏仁豆腐を注文し即完食。そしてしばし茫然自失…。
クセになりそうな美味しい激辛スープに、その辛さに負けない麺のコシも味も美味しかった。
この美味しい辛さは中山道のプロデューサーに知らせてあげなければ。
August 06, 2005
彩鳳@横浜中華街
悩んで最後は五目をいただきましたが、これが麺も具材もソースも美味しいバランスで満足にいただけました。
しかしサイドオーダーでつい「ピータン豆腐 - 一度食べたらやみつき」のコピーにひかれ、フロアスタッフにも調理内容を確認して慎重にこのメニューを注文したのですが、これはいけません。今回だけだったのかもしれませんがこの味は明らかに失敗作です。各食材、トマトにピータン、特に豆腐が美味しくありません。ドレッシングも追い打ちをかけるようにマイナス点を助長させていました。後味の悪さはかなりの時間を引きずる羽目になりました。この一品で「やみつき」にはならず舌と内臓が「病んで」しまいました。
この裏手に私の大好きなインド料理レストランシタールがあります。
June 26, 2005
横浜中華街 大珍樓別館
餡の味付けとかた焼きそばの麺自体の味とコシが美味しい。参考までに焼きそばとツユそばの麺は別種類です。好みで言えばツユそばの平麺よりも焼きそばの中細麺が好きです。
炒飯類は油の使用量が多いのかもしれない。時間が経つほどに皿の底に油がたまるので、残念。
もうすぐ関帝誕。7月29日(金)。
画像何か違う?そうです、これは中華街パーキングに展示されているジオラマなのでした。
食後に散策。最近出来たファッションブランドショップ「ROUROU」を見つけるも閉店数分後でアウト。ガラス越しに見ているとスタッフがわざわざ店内から駆け寄ってくれて会話。次回必ず寄ります。
別の場所で開店して間もないフカヒレ点心をアピールする店長と一時の楽しい会話。来ます、近いうちに。