フレンチ

October 23, 2017

生ラム肉に惑わされ

過去4年間の旭川滞在中に毎回深夜どこかのバーでプライベートに偶然出会ってしまっている某フレンチレストランオーナーF氏。この8月、彼に馴染みのバーで再会した際にカリブのラム酒をいただきながら心許しているだけに羊肉料理についての強烈な思い出を語っていた。

それは東京銀座1丁目の「俺のフレンチTokyo」での事。その日お薦め「仔羊肉のロースト」をいただいた最初の一口がもう自分でもパニックに近い程の驚きで受け付けられず、ジンギスカン好きの私に生羊肉料理に対してはこの一噛みだけで警戒感を植え付けられてしまって以来、味付きジンギスカン以外の羊肉料理を選択する事が怖くなってしまった。

そんな話をした数日後、数年ぶりに彼のお店を訪ねた。今夜は北海道産ビーフかポークの肉料理気分だったのでF氏に気軽に聞いてみた、

「今夜の肉料理は?」
『北海道産ノーフォーク種生ラム肉ローストです。』

お互いが緊張した瞬間とその始まり…。

それは私が最初の一切れを味わう瞬間まで続き…
「…美味しいぃ❤️」
そこでようやくお互いの緊張がとけて料理と会話を楽しむ事が出来た。

F氏の細やかな調理加減によって生羊肉素材の美味しさを引き出してくれたおかげで私とラム肉料理との距離を思い切り近付けてくれた素材とF氏の技量に大感謝!

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September 10, 2017

Le bistoro Melanger

別れ際に挨拶してくれた Chef K はこの日のイベントから自店調理へと続くスケジュールいっぱいながらも料理に対して渾身の気合と愛情もって調理していた事が彼の目から会話から正直に伝わって来た。今回も美味しくいただいた。
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September 20, 2013

横浜みなとみらいの確かなフレンチ

近いうちにまた訪ねてみたいと思っているヨコハマグランドインターコンチのフレンチレストラン・アジュール「Azur」。


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July 26, 2013

安心しておまかせできる旭川のビストロ

真夏でも旭川のビストロの夜にはクーラーはいらない。ドアと窓を開放して自然除湿クーラー。
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白に続いて赤。疲れが身体からとろけ出て行く…
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February 05, 2013

アピシウスで送別ランチ(2)メインダイニングでデセール

個室サロン・パールからメインダイニングテーブルへ。

DSCN1021用意されている数あるデザートの中から、大好きなプリンをまず選択。プロが作るとプリンの味はここまで高貴に昇華するものなのだと感激した味。













DSCN1023あぁ、これはミルクと一緒に食べたい。

さらにいただいた、アップルパイは画像を残すのを忘れて完食してしまう程の美味しさだった











IMG_1847今回いただいた紅茶は、ダージリン。

谷本氏をはじめ、スタッフ皆様との会話が今回も楽しかった。

ご馳走様♪ 



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アピシウスで送別ランチ(1)個室にて4次元料理

APICIUS Lunch Course

Fevrier

1月26日は谷本氏がアピシウスに出勤する最終日。事前予約を入れた際にはすでにメインダイニングテーブルは満席になっていたので個室(サロン・パール)を確保していただいた。スタッフの説明によると、この日の客の90%が谷本氏最終勤務日に集まった常連フアン客だという。彼の自然なる細やかな気配りと丁寧なサービス、そして食事をより楽しく美味しく感じさせてくれる柔和で適度な会話をしていただきながらも接客者としての礼儀は超えない等々、彼が長年テーブルサイドで接してくれた人柄から湧き出ているプロ流サービスを考えると、定年とはいえ早すぎて惜しいと感じているフアンが集まっても当たり前の事なのだと思う。予約を入れられただけでも幸運だった。

訪問すると、週変わりのランチコース内容はフランス語の通りすでに2月メニューになっていた。


IMG_1834アミューズ 
Amuse


この小さな料理からして繊細でバランスの良い美味しさに仕上がっている。次から始る各料理に期待を高めてくれる。少量ながらも自らの美味しさで続く料理のハードルを上げている大胆なアミューズ。








IMG_1836蝦夷鹿肉のコンフィ、オニオングラタンスープ仕立て 
Venison confit, onion gratin soup style


私の好きなオニオングラタンスープ。スプーンですくったその一口芽で感激!重要なるベースのフォン・ブランスープには、コラーゲンがよく溶け込んでいて旨みは上品で実に味わい深い。使われている食材とのコンビネーションは勿論、しばらくぶりに美味しいオニオングラタンスープをいただいた。






DSCN1012冬の魚介類のフリチュール 
Deep fried seasonal seafood


ここはニースか?美味しい香りで食べる前からワクワクドキドキさせてくれる。魚介類が絶妙な具合で調理されている。スープソースと一緒にいただくと、口の中に輝くアジュールの海が広がる。








IMG_1840真鱈のロティ 胡椒風味 
Roasted codfish, pepper taste


淡白な真鱈を濃厚なソースでいただくのだけれど、身の焼き加減が美味しい。皮は香ばしくパリパリだけれど身はホッコリ。画像の向こう側に隠れていたタラの白子はスモーク干ししてから少し火を入れたような、これまでいただいてきた白子料理とは別格の味だった。小料理屋でこれをつまみに日本酒をいただきたい気分にもなる。






DSCN1016ブルターニュ産鶉のクラポディーヌ風パネ フォアグラ添え 
Pan-fried quail, stuffing in potato puree, with terrine of foie gras


ナイフを入れるとサプライズが待っていた。美味しさの断面と、それを一皿に閉じた世界で融合させたシェフの食材と技とセンスのマリアージュ。資格と香りと味を楽しむ時間軸を乗じると、これらの料理は4次元で堪能できる。

各料理を堪能し、そうしてデザート前にようやくメインダイニングに余裕が出来たとのお知らせ。ひとつの空間に常連客が集まってくれると目配りし易い上に会話もし易いだろうし、私達もフロアスタッフを呼び易く気持ちはさらに楽になる。

...(続く)



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December 26, 2012

クリスマスに乾杯

Chateau de Beauregard-Ducourt 2006
Bordeaux
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December 14, 2012

コロニアル・ミラドーで朝食

朝食前の温泉のおかげで身体の中から温まり、内臓も活性中♪ 

DSCN0515大涌谷黒玉子の上にキャビア。「玉子茶屋」でいただく玉子はホクホク状態だけれど、ミラドーで提供される黒玉子は絶妙な半熟状態。これがうれしい。













DSCN0516パンは4種。プレーンな小麦粉味を楽しみたい時には4種のジャムでいただく。
















DSCN0519クロワッサンはそのままでも美味しいので、たっぷりのコーヒーとミルクでカフェオレにして一緒に。
















DSCN05184種のジャムの中から個人的な好みで選ぶと、どれも美味しいのだけれど特にリンゴとマーマレードをいただいてしまう。

外はまだ大きな木さえもが強風で揺れている。












DSCN0525ごちそうさま♪ 



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December 13, 2012

オーナーシェフ勝又登氏のお任せコース(6)デザート

今回至福のメイン魚肉料理の余韻をワインと共に美味しくいただきながら、

DSCN0470aデザートタイム♪ 

私はエスプレッソ。













今夜はさらに特別デザート♪
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食事中に出会った皆様の拍手とミラドースタッフ皆様による準備に感謝の二乗。

ありがとうございました。



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オーナーシェフ勝又登氏のお任せコース(5)メイン

今夜の魚料理は、

IMG_0719イサキのピストー風味ロースト、三島のネギのスービーズと共に

最初の一切れを口に運んで驚いた。なんと洗練された焼き加減なのだろう!皮と身の焼きバランスが絶妙な食感と美味しさ。

厨房には8名ほどの調理担当者がいらっしゃると聞いているけれど、仕込んで調理してくれた担当者と感謝の握手をしたいほどの一品。






そして肉料理。

DSCN0464朝霧高原富士金華のラグーとレ・ダマンドのマリアージュ

これが素晴らしく味わい深く美味しい!!一口一口噛み締めるほどに旨みが口の中に広がりボルドーワインが欲しいと思わせてくれた。

後日調理方法をMr.Fにあらためて教えていただいた。
ラグー3枚肉を一度フライパンで火を通してから、ここからがミラドーの真骨頂。量に応じてオーブン82度から85度で12時間調理!!!そうして出来上がったこの料理。ボージョレイヌーボーではバランスが取れない肉の旨みがあるので、やはりこの料理にはボルドーワインがお薦め。この料理は実に思い出に残る一品となった。料理人たちに感謝感激。


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オーナーシェフ勝又登氏のお任せコース(4)

スープ:「ウフ・ムーレット・ミラドー風、アサリのクリームソースで

IMG_0710お任せコースは意外な展開でその都度新しい発見と味わいにめぐり合えて五感を楽しく刺激してくれる。

クラムチャウダー風アサリのクリームスープ。添え物は砕いてクルトンのようにしてにスープに散らし一緒にいただいた。










ここからメインの魚と肉の品々が登場...


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オーナーシェフ勝又登氏のお任せコース(3)

さて、ここからが今回のお楽しみ。どのような内容なのだろう♪

DSCN0442ワインは魚にも肉にも合うように「Beaujolais Nouveau Marcel LAPIERRE」を選択。















IMG_0704前菜:「初冬の農園野菜と、そのバミセリー仕立て、からすみの香りで

野菜をからすみでいただき、パスタはほどいてこれもしっかりと残ったからすみに絡めていただく。いじらしいほどの気持ち少量のキャビアが添えられている絵は泣ける。一品一品が美味しい。


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オーナーシェフ勝又登氏のお任せコース(2)

続いて皆様お馴染みの勝又シェフスペシャル「ミラドー風前菜」。

DSCN0436これも手でいただく。

揚げられた野菜がしっかりとペーストに刺さっているので、手を添えながら慎重に。













DSCN0435食べ終えたらデコレーション用に逆さになっているカクテルグラスを元に戻すと、















DSCN0439そこに冷製のスープがシェーカーから注がれる。演出が楽しい。















DSCN0438勝又マジック♪



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オーナーシェフ勝又登氏のお任せコース(1)

さて、勝又シェフお任せディナーの始まり。ワクワク。

DSCN0433各テーブルには野菜のデコレーションが、瓢箪カボチャだったり芽の長いオニオンだったりと置かれている。これが可愛い演出になっている。私達のテーブルにはオニオン。

最初は幸せの泡から、テタンジェ「TAITTINGER」シャンパーニュをオーダー。

そうして最初は「アミューズ・ブーシュ」から。







DSCN0431手でいただく。シャンパーニュにも良く合い、最初の一品として綺麗でしかも美味しい!この時点で既に期待値レベルが上がってしまっている。これから提供されるメニューを冷静にじっくりと賞味しなければ。


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December 12, 2012

プロモーション準備

IMG_0678友人の会社に協力すべく、VOLEIオリーブオイルとスプレッド商品を選別。やはりこの下に隠れている業務用オリーブオイルスプレッドは大切。


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February 02, 2012

ルパン田口シェフの味

この日は京浜急行八景島シーパラダイスへ。そうして遊びまくった後の夕食場所はどうしましょ?と彼女に問うと、「鴨を食べたい!」との彼女の熱望に私も同意!沿線上の上大岡には田口シェフのフレンチ「ル・パン」があるではないか!なので迷わず上大岡「ル・パンLe Pin Bar la Vin)」を訪問。

ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡上大岡駅直結なので駅下車徒歩1分と快適なアクセスのはずなのにたどり着くまで迷ってしまう時間のロスがかなりある。このレストランを薦めた女性達から美味しさの感想以上に迷っコメントが多く届いている。確かに奥まった場所にあり分かりづらくもあるので、インフォメーションやフロア図で確認しましょ。たどり着くとパリの旧オルセー駅をイメージしたという落ち着いた趣のレストランが待っているので。



キール@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡まず食前酒には久しぶりに白ワインとカシスのカクテル「キール」を注文。









食前酒をゆっくりといただきながらメニューを見ると...、
食べたかった鴨料理がないっ?!! それもしかたなっしと思いながらも少々混乱しつつ気持ちを落ち着かせて料理を選択。


ディナー@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡スモークサーモンとホワイトアスパラガス
風味の良いアトランティックサーモンと、冷製ホワイトアスパラガスはシードルビネガー入りのマスタードソースでいただく。この一品、フレンチというよりも個人的にはイギリスを思い出させてくれた味で懐かしささえ感じさせてくれたさり気無くスタンダードな料理。


ディナー@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡帆立のグリルソースバルサミコ、レンコンの自家製ピクルスと共に
帆立をここまで綺麗に飾ったシェフの思いを探りたくなる一品。








ディナー@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡栗カボチャのポタージュ
カボチャ本来の甘みを大切にして生クリームを落とし、焼きたてのブリオシュを添えている。自然な甘さと旨みが舌先から喉まで伝わってくる。熱いほどに美味しい。




ディナー@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡ルパン看板料理「特選牛フィレ肉とフォアグラ」は、赤ワインソースで濃厚な味わいに仕上げられている。切るポーションによって一口サイズの食感と味を変えて楽しむ事が出来る。






デセール@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡そしてメインの食後は繊細な味の「イチゴのナージュ」でサッパリ。












Tea紅茶はフランス「ニナスNina's)」社の葉を使用。











アルマニャック@ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡田口シェフからサービスでいただいたのは「アルマニャック」。ディユカスタンの大人のミルクボトルだった。感謝。











ル・パン バー・ラ・ヴァン 上大岡店内食材には地産地消と、野菜をはじめ魚介類を中心に神奈川産にこだわって厳選しているフレンチレストラン。



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January 30, 2012

グランメゾンでアラカルト(3)

Soup of musselムール貝のスープ)」

Soup of mussel見た目は口当たりが濃厚そうな印象だけれど、魚介のダシがバランスよく溶け込んでいて意外にもサラサラとした食感。パンでいただく際の濃度として丁度良い。






Fresh truffle in a light pastry crust with Perigueux sauceFresh truffle in a light pastry crust with Perigueux sauceフランス産カオール地方のフレッシュ黒トリュフの丸ごとパイ包み焼き)」のドーム部分を崩すと中から黒トリュフを中心とした食材の星々が現れる。残ったソースはシャンピオンで皿を洗うように食べながらラランドを楽しむ。


Roast of duck (Challans) breast, salmis sauceRoast of duck(Challans) breast, salmis sauce (シャラン産鴨胸肉のロティ、サルミ風ソース)」。鴨肉にたっぷりの濃厚ソースをたっぷりと絡めてよく食みながらの途中でワインをいただくと、口内幸せなマリアージュ。今回のラランドがこの料理にもとてもよく合う。



Dry Fig料理の合間にいただく「Dry Fig (乾燥イチジク)」は、会話とワインの美味しいおつまみとして楽しませてくれた。








TeaDessert (デザート)」に、










DessertTea (紅茶)」と、...










Restaurant Apicius Yurakucho気が付けばまたもや最終組。今回もきめ細やかなるサービスの基でいただいた素晴らしい料理の味を堪能してていると時間を忘れてしまっていた。厨房やフロアスタッフ、アピシウス関係者皆さんに今回も感謝。





Patisserie@ApiciusPatisserie (菓子)」はお持ち帰り用の箱に入れて用意してくれた。

今回も最後まで思い出に残るアラカルトメニュだった。



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January 29, 2012

グランメゾンでアラカルト(2)

メインは鴨料理に決めたので、それに合うワインの選択を始めたところ、ワインリストの中にサンテミリオンの「ヴァランドロー(Ch.Valandraud)」を発見!このワインは銀座グランメゾン各店でピーク時には25万円以上でリストに載っていたもの。現在かなり安くなっているとはいえ、ここアピシウスでは95年物で¥94500.-、97年で¥77,700.-。

Ch. Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1999私のワインセラーにあったヴァランドロー95年は飲み尽くしてしまい、今は94年が2本寝ているのみ。親しみを感じながらも今回の料理に合いそうな他のワインから見つけたのは、ボルドーの「Ch. Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1999 (ピション・ラランド 99)」¥24,150.-。
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脳内で経済学の効用関数波形がうねり計算野が活性化!! 迷いながらの結果、納得して注文したのはラランド。そう、この香り、この優しさ、芳醇で上品な味わい。デカンタは必要なくすぐにいただけるカジュアルさもよくC/Pが高い。



Duck foie gras saute, with apple marmaladeさっそく「Duck foie gras saute, with apple marmalade(鴨のフォアグラのポワレ、林檎のマルムラード添え)」をラランドでいただく。鴨にもフォアグラにもソースにもよく合う八方美人なこのワインとのマリアージュを存分に楽しめた料理だった。相乗効果で、じんわりと身に染みてくる美味しさがある。これはとても美味しい組み合わせ。


Terrine of goose foie grasTerrine of goose foie gras」、アピシウスの伝統的な鵞鳥のフォアグラのテリーヌ はそのままいただきながらワインとの相性を楽しむのもよし、ただ今回は伝統的なピションのパンにこのテリーヌを乗せて今回のラランドといただく事で、料理の合間の会話にとてもよい役割を果たしてくれた。
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(続く)


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January 26, 2012

グランメゾンでアラカルト(1)

今回の「アピシウスApicius)」のコースメニューには、いずれもこの日の私の嗜好に合う食材のコンビネーションではなかったのでアラカルトメニューでいただく事にした。

乾杯は「Champagne Henriot, Cuve e des Enchanteleurs 1995」で。このシャンパーニュ、泡はソフトで口当たりは優しいけれど、味は目で見る透明感よりも濃く味わい深い。今回の出会いで好きになったシャンパーニュ。
Champagne Henriot, Cuve e des Enchanteleurs 1995















食をすすめてくれる炭酸ミネラルウォーターから選んだのは初めての「Saint Geron (サンジェロン)」。
Mineral Water Saint Geron















この微炭酸鉱泉水の発泡具合が口の中で優しいくはじけ、硬くない水質が喉を爽やかにしてくれる。気に入った。

Amuse Guelueアミューズ)」をつまみ、そのわずかなソースを定番シャンピニオンでいただく。
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Champignon(シャンピニオン)」は、ソースをすくう程によりよい柔らかさとなり、ソースの味とパンの歯ごたえの相乗効果で料理をさらに美味しくいただけるような具合に仕上げているような感じがする。「アピシウスApicius)」の料理にはベストマッチのパンだと再確認。


Bread Champignon













最初からその様な内容の会話を楽しみながら、今回いただく料理とワインを選び始めた。
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(続く)



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June 02, 2011

アピシウス

毎月変わる「Dejeuner」をいただく。始めはシャンパーニュで乾杯。

ヤリイカのファルスと鮮魚のエスカベーシュヤリイカのファルスと鮮魚のエスカベージュ












シャンピニョンのガレット 鶏レバーと共にシャンピニョンのガレット鶏レバーと共に













メカジキのポワレとグリンピースのスープメカジキのポワレとグリンピースのスープ













スライスした和牛心臓肉のソテー赤ワインソース
スライスした和牛心臓肉のソテー赤ワインソース












そして「特別デセール
デセール@Apiciusランチにしてもディナーにしても、一品一品の料理の味や細やかなるサービスと気配りも毎回変わらず、私にはlivedoor評価☆5以上のフレンチレストラン。後でじっくりと感じられる気配りが味の深みと食の楽しみを実感させてくれる付き合いの深いグランメゾン。


このコメントを読む 店名:アピシウス 最寄駅:有楽町 / 日比谷 / 銀座料理:フランス料理評価:★★★★★ 一人当たりの支払額(税込み):ランチ5,000〜10,000円用途:デート



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May 12, 2011

箱根オーベルジュ オー・ミラドー

アミューズブッシュアミューズ・ブッシェ
伊豆天城産軍鶏の冷製ペタル。同じくそのレバーを使ったサンドイッチが添えられている。こだわりはその土台にあり、塩をイカスミで色付けしてある。味わう訳ではないけれど、そこまで演出されている。

薄いレバーゆえに時間が経ってしまうと、いざ口元に運ぼうとした時に串から落ちてしまう。冷えているうちにいただきましょう。写真を撮っている場合ではない。




伊豆子猪のパイ包み 黒胡椒ソース伊豆子猪のパイ包み
イノシシと聞いてちょっと警戒しながらいただくと...?! 美味しいっ!猪の先入観は捨てたほうがいい。








「前菜としては重いかと」
「とても美味しいけれど重いですね」

しかもパイ生地も美味しい!驚きの一品。赤ワインと一緒にいただくと美味しさは倍増するのだろうけれど、悲しきドライバーの私がドリンクで選んだのは、



アップルジュース@オー・ミラドーアップルジュース
これが実に美味しく
「(こんなに美味しいリンゴジュースがあったのか?!)」と二杯もいただいてしまった。スタッフに製造元を尋ねても「青森の専門業者」としか教えてもらえなかった。後日いくつかのジュースの味を確かめて近い味にたどり着いたのが「青研」の「葉とらずりんご100」。甘みや喉越しの感じが同じ様に思え、それ以来我が家の冷蔵庫の常備飲料となった。
(実際は【青森アップルジュース】0173-26-2338)



スズキの新じゃがいもロースト レモンとヴァニラの香りでスズキの新ジャガイモロースト
「どのようにして巻いたの?」と食べる前から話題になる。細い糸状にしたジャガイモをスズキに巻きつけてローストしてしている。調理方法を尋ねても「企業秘密です」と笑顔で返されてしまう。







スズキの新じゃがいもロースト レモンとヴァニラの香りでジュンワリとレモンをかけて大切に一口一口いただく。「(うまぁーいっ!)」と「満天☆青空レストラン」のように心の中で叫ぶ。白ワインが欲しいと思いながらリンゴジュースを飲む...。








金華豚のロティ@オー・ミラドー金華豚のロティ
個性の強い味なので、厚めに切っていただくよりも、薄めに切っていただくほうが繊細な味付けを堪能できる。ライスが欲しくなる。








シェフの遊び心いっぱいのシガーサプライズシェフの遊び心いっぱいのシガーサプライズ
驚かされたのはシガー風のデザート。見た目が「Romeo y Julieta」そのもの!!我が家にも1本1万円の実物を数本保管しているので、思わずまじまじとラベルを見入ってしまい、この遊び心に笑ってしまった。ここでもイカスミを塗した塩が灰を演出している。勝又登オーナーシェフによるスマートなサプライズにはいつも感心させられてしまう。 「ラベル以外は食べられます」とI氏。食用ペーパーと食用インクを使っての素材なのかとも思い嬉々としながらマジマジと観察していたのでそんな注意をしていただいたのかもしれない。実に楽しい一品だった。

デザート@オー・ミラドーデザート
小さなポーションで色々と出していただけるのはとても嬉しい。









デザート@オー・ミラドー一品一品を作っていただいた職人さんたちの工夫を大切に味わう。











デザート@オー・ミラドー今回もいろいろとご配慮いただいたI氏とスタッフの皆様に感謝。
Je vous remercie!










  


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店名:オーベルジュ オー・ミラドー
最寄駅:強羅 / 彫刻の森 / 小涌谷 
料理:フランス料理 
一般評価:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):ランチ5,000〜10,000円用途:デート 


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April 19, 2011

横浜みなとみらいルパンでのディナー

この店内にも亀裂が走っている。今回の地震は確かに凄かった。

ルパン@みなとみらい穏かな夕食をいただくために横浜みなとみらいの「シャトー・ル・パン」を訪問。オーナーや新マネージャーと語り合いながらの楽しい一時を過ごす。













グレープジュース車で訪問したので飲み物はいわゆるブドウジュースの一種を注文。これが意外にも美味しかった。
















アミューズアミューズ」で提供されたのはカサゴのマリネ。スターターとして大正解の一品。オリーブオイルに加えてバルサミコ酢も用いられれいる。小さな一品ながら食欲をあおられてしまう。

「(あ”−、白ワインが欲しいぃ)」と心で叫ぶ。でも今夜はドライブの途中。









プロシュート・ディ・サン・ダニエーレ(イタリア産生ハム)この一枚、食べてしまいます「プロシュート・ディ・サン・ダニエーレ(イタリア産生ハム)」


「(あ"ー、赤ワインが欲しいぃぃ)」と再度心の中で叫ぶ。











今夜の一品ホタテのパテ」を作ってみましたのでどうぞ、とオーナーが試食用に軽い一皿を用意してくれた。生クリームとバターであえて具合にペースト状に仕上げられている。

「(お持ち帰りして自宅でワインのおつまみにしたい)」と心の中でつぶやく。








カボチャのポタージュスープ北海道産カボチャのスープ」。3月のこの季節で良かったのか?と思いつつもブイヨンベースのこのスープを美味しくいただいた。













本日のお魚料理本日のお魚料理」の食材はスズキ。本牧で釣り上げられた新鮮地魚。最初の一口、旨い!皮と身の焼き加減も丁度良かったのだけれど、食べ進めるほどにオマールソースの香りはなく塩味が気にながらもスズキだけはいただいた。ソースはパンですくっいただきながらも、添え物は半分残してしまった...。








ビーフステーキにフォアグラ特選牛フィレ肉とフォアグラのポワレ」に使われたいる牛肉は、オーストラリア産からメキシコ産に変わっていた。飼料は同じなので肉質に変わりはないとの事。確かに味に大きな変化は感じられなかったがけれど、ジューシーさはまだまだ。肉よりもフォアグラの産地を聞いておく事を忘れてしまっていた。肉のジューシーさをこのフォアグラが補完してくれていたので、それもあるのかもしれない。






デザートデザート」は最初にアイスをいただいてからブルーベリーソースをヨーグルトにかけてフルーツと一緒にいただく順番がよろしいかと。小さなポーションのケーキは紅茶かコーヒーと一緒にいただくのも、最初にアイスと一緒にいただくのもゲストのお好み次第でいかようにも遊びながら楽しめる一皿になっている。

ただ全体の印象として以前とはかなり違い、新スタッフによる料理の完成度を高めるための味デザイン途中の試行錯誤感を感じた。目指しているゴールに近付いて欲しい。


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December 29, 2010

12月のアピシウス

小食の私にとって、グランメゾンにおいては「ランチコース+体調次第でアラカルト」程度の料理ボリュームが程よい。今回は12月のベーシックメニューとVIVIERのコンビネーションに加えてアラカルト数品でいただく事にした。

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Bollinger 2000Bollinger 2000」で乾杯。

かなりいい状態。琥珀色のまろやかな味わい深いこのシャンパーニュは、繊細な「幸せの泡」がたくさん。飲むと刺激は少なくエレガンスな口当たり。近年いただいたシャンパーニューのトップ3に入る味。






















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Fresh Oysters気仙沼水山水産真牡蠣(Fresh Oysters from Kesenuma MIYAGI)

水山水産の社長さんとは一度電話だったけれども牡蠣養殖についての意気込みを聞かせていただいた事がある。今回の牡蠣は美味しくいただいたものの残念ながら元気がなかった。それが仕入れ段階からだったのか、保存状態の問題だったのかは判らないけれど、食後に残念感が残った。



Pinアピシウス伝統のパン

















Hot Cream Soupフォワグラと茸のソテーを入れた自社特産、熱海の筑波栗のスープ(Creme de chataignes aux foie gras et champignons)

この季節、お薦めの一品。











Pateパテ・ド・カンパーニュ ハンガリー風(Pate de campagne a l'Hongroise)

野菜と一緒に直接いただくのも美味しいし...











Pateパテ・ド・カンパーニュ ハンガリー風(Pate de campagne a l'Hongroise)

アピシウス伝統のパンに乗せていただくのも美味しい。











Turtle Soup海亀のスープ

イギリス人の友人からの批判を受けながらも、アピシウスでいただくこのスープは私の楽しみな一品。

「そもそも大航海時代に七つの海の海亀を食べつくしたのは大英帝国の皆さんでしょう?」とソフトに対応しても現世代の英国人には理解してもらえない。





Goujonnettesグジョネットにした鮮魚のフリット、蕪のピューレと共に(Goujonnettes de poissons du jour en neige fondue)

さすがなる絶妙な揚がり具合。幸せなアツアツ感と食感。












Pieコンフィした蝦夷鹿肉のパイ包み焼き(Baked pie, venison fonfit with foie gras, potato and ham)

肉自体のクセは抑え、ソースに力強さを与えたコンビネーションの味ミックス。ただ好き嫌いが分かれるかもしれない。








Galette狩猟真鴨のガレット シャルルマーニュ風(Galette de canard sauvage a la Charlemagne)

ありがとう!美味しいっ♪












Dessertデセール(Dessert)

かなりの満腹状態。でもデセールをいただく余裕があるのが(医学的に当然なる生体反応と承知はしつつも)不思議。













Dessertデセール(Dessert)

あぁ、美味しいぃ...
















Espressoダブルエスプレッソ

と、
















Dessertプチケーキ

を一緒にいただきながら、某フランス銀行時代からの思い出話を含めて食の余韻を味わえた。

T様、早くからのアレンジを有難う御座いました。ご馳走様。大満足なる食事でした。


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December 06, 2009

勝又登シェフ特選メニュー・デセール@オーベルジュ・オー・ミラドー

デセールは...、

特製ケーキ照明が暗くなり運ばれてきた特製ケーキ。スタッフや食事を楽しむ宿泊客からもお祝いの拍手に感謝^2♪
店内に笑顔があふれたひとときだった。
(プレートメッセージ内容を画像修正)

このケーキは、パヴィヨンのバー「利休」へ移動していただく。







バー利休の暖炉@パヴィヨン・ミラドー利休の暖炉には、今夜の我々を迎えてくれる為に火が入れられ、移動時には丁度快適な室温になっていた。

「お待ちしておりました」とY氏。
「ワインの件、ありがとうございました」と私。

薪が焼ける香りと、パチパチと時折聞こえる音が心を穏やかにさせてくれる。






デセールガトー各種をつまみながら、Y氏が担当されてきたブライダル演出や作業の裏技にまつわる苦労話を聞かせて頂く。彼の細やかなる気配りと配慮が素晴らしい。どの業界であってもプロ意識はとても参考になる。










デセール今夜はデセールさえも完食ペース(!)。普段少食の筈の私を、特選メニューの美味しさが満腹中枢の限界を解いてしまったらしい。











エスプレッソいっそダブルでいただきたかったエスプレッソが美味しい...。

ハーブティーもいただきながら、ごちそうさま。


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勝又登シェフ特選メニュー・メイン@オーベルジュ・オー・ミラドー

懐かしい話題を交えながらの会話が進む中、コースはメイン料理へと近づいてくる。

ロワイヤル仕立ての魚のテリーヌロワイヤル仕立ての魚のテリーヌ」。帆立をベースに白身魚と雲丹、芦ノ湖マス、箱根湯本の椎茸を加えたテリーヌ。これを一口サイズに切り、添えられたトリュフを乗せてサワークリームと一緒にいただくと...、何ともゴージャスながらも優しい味わいが口の中で広がり、食材の香りも旨さをさらに刺激してくれる夢心地のように美味しい一品だった。盛りつけの色合いもいい。






箱根山のボルシチスープシェフスペシャリテ箱根山のボルシチスープ」。シャモの骨でダシをとったブイヨンをベースにしたお野菜たっぷりビーツのスープ。スプーンには香草が練り込まれた固めのサワークリームが盛られている。

フレンチスタイルでいただくロシアン料理をあらためてレンズを通して見てみると、料理人が持つ日本の美意識が根底に感じられる。





箱根山のボルシチスープ 香草のサワークリームと共にこのスープに香草サワークリームを混ぜていただく。スプーンですくう際に、スープとクリームの割合を変えながら、合間にシャモのピロシキを頬ばりそのスープをいただくと、味わいは濃厚なのに後味はサッパリとした何ともオシャレなボルシチスープを楽しめた。

あらゆる意味で実に奥深い一品だった。





かわはぎのスチームとアカザ海老の軽い煮込み 青レモン風味魚のメインは「かわはぎのスチームと旨味のあるアカザ海老の軽い煮込み 青レモン風」。旬のカワハギと旨味のあるあかざ海老を添えてレモンの香りを付けた泡雪と一緒にいただく。海塩と胡椒がいいアクセント。特に気に入ったのは脇役。舌先をイイ感じで優しく痺れさせてくれる胡椒。問うと「西ギニア諸島産ペッパー」。いつか入手したいと思う香辛料






かわはぎのスチームとアカザ海老の軽い煮込み 青レモン風味これら貴重な食材や調味料で、これほどまでに演出され調理されたカワハギは本望だろう。しかも、とても美味しい。カワハギをこれ程までに美しく美味しい料理に昇華させたシェフに感謝。










鴨肉のローストとフルーツのコンポート グランヴヌールソース肉のメインは「シャラン産鴨肉のローストとフルーツコンポート グランヴヌールソース」。ジューシーな鴨の胸肉をロゼ色に仕上げ、相性の良いフルーツと胡椒がアクセントのクラシックソースで。










シャラン産鴨肉のローストシャラン産鴨肉le Canard Challandais)を使ったこの料理、テーブルに届いた時点で鴨肉の美味しさが香り立ち、その皮の香ばしさやジューシーに焼かれた肉の香りが、おおいに食欲を刺激してくれた。

一切れを口に含んで噛みしめた一瞬で、例えば「トゥールダルジャンLa Tour d'argent)」で「ヴァランドロー(Chateau de Valandraud)」のような赤ワインをいただきたくなる程、フレンチ料理の基本的な相性を実感出来る料理だった。今回は優しい味のボルドー、ムートンでいただいた。

チーズ(エポアス等)チーズは2種を選択。このうち特に今回はウォッシュタイプの仏ブルゴーニュ・コートドール産ベルトー(Berthaut)社「エポアスEpoissesAOC」の味が私を魅了した。程良い塩加減と適度に粘度ある食感加減、そして香り(臭みと表現する人も多い)が、赤ワインをさらにすすめる。



どこかで出会えれば買ってみたいこのエポアスチーズフェルミエ(Fermier)か、まずはプランタン銀座を訪ねてみましょうか。

(さらに続く…)

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勝又登シェフ特選メニュー・アミューズ@オーベルジュ・オー・ミラドー

今夜はどの様な勝又シェフ料理マジックが待っているのだろうと、ワクワクとした期待感でパヴィヨンを出ると、嬉しい事にS氏によるお出迎え。彼に先導され本館のダイニングへ。

シャンパーニュまず私はシャンパーニュ、彼女はアルコールを抑えて作っていただいたミモザで乾杯。このシャンパーニュの「幸せの泡」が、これから繰り広げられる勝又シェフワールドへ心落ち着いて向き合おうとしている心を静かに刺激してくれる。

メートル・ド・テルY氏と相談させていただき、今回事前に送った赤ワインは3種4本。重い70年バロンや未知なる57年日本産等から、彼女と相談して選んだのは、ボルドーワインの種類でも優しい味の「シャトー・ムートン・ロートシルトCh. Mouton Rothschild94年」。




ムートン・ロートシルト1997年Ch. Mouton Rothschild 1997送ったワインは全て10日程オー・ミラドー内で立てたまま保管して頂いたので、飲む準備は万全。抜栓してすぐ、静かにグラスに注いでいただき、口元に近づけてみる…
「そうそう、この香りだね♪」と、芳香とともに、彼女と一緒に各国・各地でいただいて来たムートン場面の懐かしい思い出が蘇って来た。


味わってみると...
「(おや?」…、期待していた味と微妙に違う。彼女も同じ違和感を感じていた。後ほどシェフ・ソムリエF氏にも味を確かめていただいてみようと思う。

今回のディナーコースは、「オー・ミラドー」ディナーメニューには無い、「勝又シェフ特選メニュー」となっていた(!!)。(そうと知らされたのは後日の事だった)

アミューズ・ブーシュ始まりは、「アミューズ・ブーシェAmuse bouche)」。

アミューズ・ブーシュ 三島野菜のフリットに白身魚のリエット








白身魚のリエットに差し込まれている三島野菜のフリットを、芦ノ湖のマスの卵と一緒にいただく。直に指で揚げられた野菜をつまみ、リエットやマスの卵をすくいながらいただく。とても美味しいのだけれど、勝又シェフには揚げずに新鮮野菜の状態で三島野菜を活かす作品を創作して頂きたいと思う。私が野菜の元気な美味しさを知ったのが、この「オー・ミラドー」だったので、なおさら今回そう思う。あぁ、アラカルトで事前に追加注文しておいてもよかったのか。明日の朝食にいただけるサラダを楽しみにしていよう。


アミューズ・ブーシュ添えられていたのはモッテレラのブルケッタ。イカスミを練り込んだパン生地でイカのトマト煮込みを挟み込み、モッツアレラチーズをトッピング。

一見軍艦巻きのように仕上げられているこの一品を一口でいただく。これが美味しい。この一品の作品に凝縮された味と食感のバランスが素晴らしいと思う。






アミューズ・ブーシュアミューズに添えられているジャガイモのピュレとシュー生地のドフィーヌを見て味わっても、この様な脇役のような一品にさえ、細かく丁寧なる調理作業を感じ取れる程に、美味しさを実感する事が出来る。






アミューズ・ブーシュ カリフラワーのスープアミューズの最後はカリフラワーのスープ。以前にいただいたブロッコリーのスープよりも、個人的には見た目から普通に受け入る事が出来、とても美味しくいただけた。

最初の一品から、勝又シェフによる奥深い味のフレンチ小宇宙が広がっている。

(続く…)


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箱根オーベルジュ・オー・ミラドーへ

すでに「オー・ミラドー」には10日前にワインを送ってある。当日にディナーをいただく際の体調に合わせられるように、重たい味や優しい味などヴィンテージ物を含めて4本。

東名高速下りで箱根を目指す高度経済成長時代の東名高速道路風景かと錯覚してしまいそうな一瞬、不毛地帯の一場面にも出てきそうなショット。走行車線を走る私の車をレトロなデザインの車が追い越して行く。






富士の雄姿@御殿場美華ガーデン御殿場美華ガーデン箱根に入る前に今回も「御殿場美華ガーデン」で一休み。この敷地、大型観光バスも立ち寄るようになり完全復活している。以前は廃墟の敷地からゆっくりと富士の景色を眺められる穴場的休憩場所だった。そんな時分が懐かしい。

美華ガーデンからはナビが示す最短ルートを辿ってみた。初めて通る急斜面、しかも車道幅は1車線半。東京に本社を持つ従業員用厚生施設や隠れ宿や、こんな場所で賑わう飲食店?などと、幻想的な光景が車窓を過ぎて行く。たまにナビに従うのも楽しいものだ。意外なルートを辿り、「オーベルジュ・オー・ミラドーHP)」には予定時刻通りに到着。


チェックイン@箱根オーベルジュ・オー・ミラドー出迎えてくれたのは最古参のS氏だった。私が予約の際に「S氏はお元気にしていらっしゃいますか?」と尋ねた事で、私達を迎える為に日曜日出勤になったらしい。再会出来てとても嬉しい反面、少々申し訳ない気もする。それにしてもお元気そうで何より。彼の笑顔と元気な姿は私達をとてもHappyにしてくれる。





チェックイン時のハーブティー@箱根オーベルジュ・オー・ミラドースタッフに「VIPのお客様はこちらで」と、チェックインの為に導かれたのは予約した部屋のある本館ではなくパヴィヨン・ミラドー内にあるバー利休だった。そこで今回ワインの件ではとてもお世話になったY氏に対応して頂きながら、ハーブティーをゆっくりといただき静かにチェックイン。





スタンダード・ツイン(レイクビュー)@パヴィヨン・ミラドー今回は「是非とも美しい芦ノ湖を眺めていただきたい」とのオーナーシェフ勝又登氏のご配慮で、パヴィヨン・ミラドーの部屋も用意されていた。予約を入れていたフランスの田舎の小さなオーベルジュをイメージした思い出深い本館の部屋か、今回勝又氏お勧めの芦ノ湖を眺望出来るパヴィヨンの部屋かと選択に悩んだ末に、最後の決め手となったのは天候だった。







スタンダード・ツイン(レイクビュー)@パヴィヨン・ミラドー今日の晴天が明日までほぼ確実に期待が出来る。早朝の芦ノ湖風景をテラスから久し振りに眺めてみたいとの思いが勝り、パヴィヨン・ミラドーのレイクヴィユー・ルームをお言葉に甘えて選択。

スタンダード・ツイン(レイクビュー)@パヴィヨン・ミラドー














シャンパーニュとミネラルウォーター@パビヨン・ミラドーテーブルにはシャンパーニュと、美しいフォルムのミネラルウォーター・ボトル。早速この水で喉を潤すと、その味はとても柔らかく優しかった。









スタンダード・ツイン(レイクビュー)@パヴィヨン・ミラドーこのミネラルウォーターの商標に、不思議な表記があったので後日報告したいと思う。今回の体調?良好でイイ感じで、今夜はたくさんいけそう♪

ゆっくりとしてからディナーに合わせた服に着替えていると、予約を入れた時間になっていた。


(続く...)





フランス料理の魅力―専門家の味をあなたの食卓に (1981年) (シェフ・シリーズ)
著者:勝又 登
販売元:中央公論社
発売日:1981-05


不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))
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December 05, 2009

ディープランチ・デザート@アピシウス

なにやら血糖値が下がっているような感じ。吸収の早い甘味飲料がとても欲しくなっている。

ジンジャーエールのジンジャーと炭酸抜き?!もとより車で訪ねたフレンチレストランなのでワインは飲めないけれど、この時はワインよりもコーラかジンジャーエールが欲しかった。

なのでソムリエに注文したのは、ジンジャーエールのジンジャーと炭酸抜きドリンク。そんなドリンクなのに体調を考えて丁寧に対応していただいたソムリエに感謝^2。見た目からして美味しそう。一口…三口と飲んでも美味しかった。数分で飲み干してしまった。








スペシャルオーダー おまかせデセール@アピシウスデセール最初の一品は、事前にお願いしてあった特別デセール(全て支配人T氏におまかせ)。でもこの作品は、ジェラート以外はお持ち帰りさせていただいた。

かなりの満腹感だったので、「本日のデセール」からは食べやすいムース系を中心に選んでみた(そうまでしても食べたいアピシウスのデセール)。コーヒーは、今回もエスプレッソ。








デセール@アピシウスデセール@アピシウス事の後半はフロア中央のテーブルで食事されていた女性2人組の飲みっぷりに注目。そのうちひとりは常連客らしく、チーズ・プロフェッショナル試験の話でフロアスタッフと近況報告をし合っていた。ワインを各種かなり飲まれていたのに、コースの終盤にあっても酔ったような気配は微塵も感じさせないところに興味を持ってしまった。驚いた事に、最後に大きめのブランデーグラスが出された。「(まさか?)」と思いながら気にしていると、当然そのグラスに注がれたのはブランデー。しかも銀座の有名バーでいただく量の3倍(銀座の遊び人にしか解らぬ比較表現で申し訳ないけれど、アピシウス常連客には理解していただけると思う量)は注がれた!それをフレンチコースの〆に美味しそうにいただいている女性。これほどまでブランデーを楽しむ女性に出会ったのは、私の欧米経験を含めて初めてだった。しかも更に私を驚かせたのは彼女が「おかわり」された事!!石原裕次郎が憑いているのか?彼女は最後の会計時まで普通だった…。

少食の私が今回デセールまで美味しくいただけたのは、彼女の爽快さを感じさせる程の豪快な飲みっぷりを見せられたおかげもあったのかもしれない。ほぼ最後の客のようになってしまった。レストランを出ると大雨。階段の上には傘を持って待つスタッフ。日本放送のイベント開始待ちで並んでいる長蛇の列に沿って、愛車を駐車している有楽町電気ビルまでスタッフに送っていただいた。

アピシウスApicius)」の皆様に感謝。特に今回も支配人T氏、シェフI氏には色々とご配慮頂き、心から感謝したい味と空間とサービスだった。


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ディープランチ・メイン@アピシウス

スタッフの気遣いが分かるだけに恐縮しながらも、料理の美味しさが勝ってしまい楽しい空間になっている。アピシウスからのサービスでいただいたのは、「小笠原産海亀のスープ」だった。貴重な食材。

小笠原産海亀のスープ@アピシウス私:「これ大好きなのです。ありがとうございます」
T氏:「恐れ入ります」

時々T氏は子供のようにイタズラっぽく嬉しそうな表情を垣間見せてくれる。今回の味は多少濃いめで前回よりもゼラチン質が豊富と、過去最高の味に仕上がっており記憶に残る一品になっていた彼の狙い通りだったのなら、私も嬉しい。





筑波栗と茸のフイユテ ソースシュプレーム筑波栗と茸のフイユテ ソースシュプレーム」。パイ生地に旨味を閉じこめられている食材は、筑波栗と椎茸がメインながら、ミンチされたフォアグラ、シャロット、ハム等の重要な脇役。さすがに栗の甘みの上品さとキノコの食感と香りがメインに引き立っている。それらをソースに絡めていただいて、完成品!







的鯛のムニエル アーモンドオイルを効かせたソース的鯛のムニエル アーモンドオイルを効かせたソース」。普通に美味しくいただいた調理された的鯛だけど、ソースはパンですくい小休止のデザート感覚でいただいた。










カダフイをまとったメカジキのポワレ 浅利のソースカダイフをまとったメカジキのポワレ 浅利のソース」。この衣が難儀で、唇に刺さりかけて食べにくい。ナイフやフォークを使って食べる前に細かく分断したり砕いた方が食べやすいと思う。特筆すべきはアサリ…。









カダフイをまとったメカジキのポワレ 浅利のソースメカジキの下に敷かれているアサリの身にはまだまだ旨味が残り、そのサイズが大きい!そうしてそのアサリソースの旨味が高濃度なので、ちぎったパンに染み込ませていただくと、白ワインが欲しくなってしまう!!我慢(涙)。









ジビエ(猪・蝦夷鹿・真鴨)のムスカジビエ(猪・蝦夷鹿・真鴨)のムサカ」。ムサカやムスカともカタカナ表現されるギリシャ・トルコ風料理は、意外な形で料理されて出されて来た。良い具合に三種の個性的な肉がいい割合でブレンドされて茄子の甘みに挟まれている。ゆるくとろけたチーズに、これはブイヨンだろうか、それらを含めて全て一口でいただくと、これは秀逸なる作品の味になっていた。残念ながら本場ムサカ(ムスカ)料理の味は知らないけれど、洗練された料理だった。



今回の料理のソースは素晴らしかった。パンですくって絡めていただき、シェフが工夫されたソースを存分に味合わせていただいた。ここまで美味しすぎて食べ過ぎて、珍しくかなり満足な満腹感でさすがに苦しい…けれど、またこれから魅惑的なデザートが待っている…。

<さらに続く…>


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ディープランチ・前菜@アピシウス

支配人T氏にお願いしての「アピシウスApicius)」ランチアレンジ。

南仏産リュック・オリーブパン@アピシウスコースが来る前にいただいた「オリーブ」は、…ん?味も形も以前のスペイン産「HERO」の物ではない。オリーブの型もオイルの味も違う。あとで聞いてみると、仕入れの関係で先月11月から「南仏ランドック地方のリュック種オリーブ」に代えたとの事。なるほど納得。ヒマワリ油と乳酸が使われているオリーブ漬け。パンが相変わらずに美味しいので、次の料理が来るまでつまみ過ぎないように気を付けねば。

テリーヌ@アピシウスいきなりの「テリーヌ」が美味しい。今回「アピシウス」へは車で訪ねたので、この一品には白ワインかシンパーニュがよく合うと思いながらも飲めずに、とても残念と思わせる味わい。どの方向から切った一口サイズでも白ワインを誘う味になっている。





気仙沼水上産生牡蠣@アピシウスそして今はRの季節!なので「気仙沼水上産牡蠣」を注文してみると、…?…確かに味は美味しい。でも北海道厚岸産の生牡蠣と比べると厚みあるプリプリ感と味の力強さが感じられないのが少々残念。






気仙沼水上産生牡蠣を焼いて@アピシウスただこれれを厨房にお願いして焼いていただくと、味が凝縮されて旨味が倍増した焼き牡蠣も旨いっ!殻に残ったソースもいただいてしまった。

特にテーブルと厨房を何度も往復して頂いた支配人と、ワガママをきいていただいたシェフには、とても感謝しています。



甲殻類のカクテル カリフラワーのクリーム甲殻類のカクテル カリフラワーのクリームソース

大層なプレートステージに乗せたカクテルグラスの半空間に、クリームソースに毛蟹・タラバガニがトッピングされている。これをまずはそのままにいただくと甲殻類の旨味エッセンスがダイレクトに伝わってきた。



甲殻類のカクテル カリフラワーのクリーム甲殻類のカクテル カリフラワーのクリームソース」を部分アップ。パーツごとに、そしてミックスして、美味しくいただく。エビにウニの味が相俟って素晴らしいハーモニー♪

そこに私は生牡蠣に添えられていたレモンを、香り付けよりも少々多めなスプラッシュ風にかけ、それを小さなパンケーキに乗せていただいた。柑橘系の香りと甲殻類の旨味の香りが鼻から抜ける、前半と後半を違う感じで味わえる一品となった。

<続く…>


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April 07, 2006

箱根オーベルジュ・オー・ミラドー 初日到着から夕食前まで

久しぶりのオー・ミラドー(Auberge au Mirador)であり、持ち込む貴重なワインに合う特別ディナーメニューをオーナー勝又シェフにアレンジしていただきたく、ディナーの事前打ち合わせを入念に済ませたうえでの訪問。

パヴィヨン・ミラドーアイ@オーベルジュ・オー・ミラドー今回の一泊旅行でのもうひとつの個人的な楽しみが、三菱の軽自動車 i (アイ)をレンタしての箱根ドライブ。さすがに高速走行時はスポーツタイプに比べると小柄に加えて車高ゆえに空力的に不安定で、ハンドル握る手が疲れた。とは言え前回試乗したアイ個体よりもエンジン具合がよく乗り心地の印象は良かった。

無事に午後6時に到着。するといきなり旧知のスタッフに出迎えられ、懐かしさと嬉しさで世俗も仕事もこの時点でかなり吹っ飛ぶ。しかも予約したルームタイプはオーナー勝又氏のご厚意でアップグレードされていた。人のつながりに感謝。

パヴィヨン・ミラドーからコロニアル・ミラドーへのエントランス午後7時30分に予約したディナーまではまだ余裕があるので、コロニアル・ミラドーの大浴場へ。幸いにもこの温泉空間を独占状態。湯の流れる音や風に揺れる木々の音を湯につかりながら聞いていると心身ともに癒される。

高級温泉旅館とは別の楽しみ方がこのオーベルジュにはある。


メインレストラン@オーベルジュ・オー・ミラドーディナー用の服装に着替えて本館レストランへ。さて、今夜はどのようなメニュー内容になっているのだろうか。とても楽しみ。
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(続く)



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