伊豆
August 20, 2009
ドライブ途中で出会った極旨和菓子店!
ついでに喫茶コーナーで小休止。この菓子が別格のように美味しかった!
「プリン」の柔らかさ具合と味わいのコンビネーションは、今まで食べてきたプリンのなかで、1・2位の味。その「プリン」に負けていないのが「杏仁豆腐」。この繊細なる美味しさををどう伝えよう...。二品とも最初の一口で、思わず「おっ?!」と言葉を漏らしてしまう、と同時に興味はそのデザートの味に集中させられる程、別格に美味しい。
「石舟庵」、知らなかったぁー。
それもそのはず、店舗は伊豆・伊東地域限定営業で8店舗のみ。
偶然とはいえ、この店に出会えて良かった。
馬に会いたい!とヨナグニウマふれあい牧場へ
伊豆高原にも牧場があると知り、訪ねたのは「ヨナグニウマふれあい牧場(じゃらん)」。
平日なので先客一組のみ。事務所を守っていたのはお腹の大きいヤギさん。他に誰もいない。
私:「こんにちわー!」
叫んでみた。
厩舎の奥から、
管理人:「いらっしゃぁーい。」
私:「このヤギさんは妊娠中?」
管理人:「ちょっとメタボぎみなの」
メタボヤギさんは私にごしごしと撫でられても、どっしりと落ち着いた様子でしっかりと受付番をしている。
丘の上にある牧場へ行くと、仔馬が寄って来た。ニンジンお食べ。
まぁー、なんとほそおもてのお可愛いらしゅうお顔をしておわしますのやろぉ...。
親馬も寄ってきた。ニンジンお食べ。
「(きれいな歯ぐきですね)」
でも歯がコワイ(汗)。
「(噛まないでね)」
丘の下にあるパドックから、2頭が坂道を上ってこちらまでやって来た。残り1本だけどニンジンお食べ。食べたりない?ゴメンよ、もうニンジンはないのだよ。すると、あきらめて足元の草をはみ始めた。
乗馬用の2頭だった。馬体に残る馬具の跡が少々痛々しい。
美しい伊豆伊東城ヶ崎海岸
ここは立ち寄るのが恐かったポイントだった。
CXTVクルーがこの吊り橋を渡りながらカメラを回していた時に遭遇したのは、吊り橋に沿って空中を飛ぶ女性の姿。霊感の強いスタッフも霊など見た事もないスタッフも、そこにいた全員のスタッフが見てしまい皆思わず悲鳴に近い声を上げたそうな。それは昼間の出来事だった。
後日その映像を確認すると、空中を飛ぶ女性の姿がハッキリと写っており、番組の事前会議で、あまりにもリアルすぎるという事で放映は出来ずにお蔵入りとなった...。恐すぎ。
身内から聞かされたそんな裏事情を思い出しながらも、今回写真を撮ってみた。観光で訪ねた子供達は、この雄大な光景に高揚したのか、ホッピングしながら吊り橋を駆け抜けて行く。
海岸は想像以上にとても綺麗だった。ただただ景観も海もとても、想像していた以上に美しい。
帰りがけ、吊り橋近くにある土産物屋で「microSD2G」が1600円で売られている事に驚く。都内の価格と比較すると2倍とはいえ、観光地の土産店でも「microSD」が購入可能になっている販売網の広がり具合に感動を覚える。
電子製品の技術力と販売力は、城ヶ崎海岸の岩を打つ波よりも強い。
電子製品に塩は天敵とは思うけれど、御祓い用に塩二摘み程度の分量でパッケージしていただけるとありがたいもの。
フルハイビジョンビデオで撮影したけれど、今はまだ見る気にはなれないでいる...。
August 19, 2009
伊豆高原に泊まるなら
この観光地域で宿泊先として利用してきたのは「オーベルジュ・ルタン」と、「ユニマットグループ」運営する「伊豆一碧湖ホテル」の2ヶ所。その東にほぼ隣接して「紀州鉄道一碧湖ホテル」があるけれど、そこは魅力的なホテル施設ながら全く別の企業が運営するホテル。
なんとそのユニマット系一碧湖ホテルが今月末で閉館になる事を知り、今回の伊豆高原ドライブの宿泊先はここに決定した。自分のオリジナルフレグランスをブレンド出来る「香り工房」も「香りの美術館」も閉館となるので、寂しい限り。ユニマットグループの資金繰りに余裕が無くなってきたのかと心配してしまう...。
駐車場からすぐのエントランスを入ると、そこはすでに2階でフロント&ロビー。1階に「香りのショップ」があり、その奥に「香り工房」がある。前回体験したオリジナル香水作成体験は楽しかった。用意されたベースとなる香りの中から、その持続時間でトップノート・ミドルノート・ラストノートと3種類に分類し、更にそれらの香りとの相性を探って行きながら、自分の香りに仕上げる為の作業が続く。目には見えない香りの芸術創作作業。集中する事で日常を忘れられる貴重なひとときを体験できた。
そこで自分が工夫して作ったオリジナルの調香レシピは1年間保存され、いつでも同じ香りを作る事が出来る、はずだったのだけれどのだけど閉館後のレシピ保存期間はどうなるのだろう...。問う機会がないまま部屋へ。
今回利用したのは40?のスタンダードツイン。
窓からは木々の間から一碧湖が見える。
窓を開けると、室内に清々しい空気が入ってくる。大きく深呼吸...あぁー、このエアーが美味しい...。
たまにはこのような環境に浸らなければ、と更に深呼吸。
このユニマット系「伊豆一碧湖ホテル」は、2009年8月31日で閉館してしまう。思い出があるだけに、とても残念。
砂場伊豆高原店
国道135号線沿いにある陶芸工房「南大室窯【掌楽房】」からは同じ国道沿いにあり、車だと数分の距離にある「砂場伊豆高原店」。
ここで昼食。
135号線を走っていると「オヤ?」と目に留まる程に良い感じの店構えなので、「砂場伊豆高原店」の場所は意外と分かりやすい。
彼女は「おろしそば」。
私は「おろしそば」にするか「山菜おろしそば」にするか、迷いに迷った末に欲張って両得と思えた「山菜おろしそば」を注文。
欲を出したらろくな事はない...
私の目の前に出された「山菜おろしそば」に添えられた山菜と大根おろし、その大根おろしの少ない事(涙)!これだけなの(涙^2)?!
悲しむ私を哀れに思ってくれた彼女とバーター取引。私の山菜と彼女の大根おろしを交換。ありがとう。
「山菜おろし」の場合、大根おろしは左の画像のようにメニュー名からすると想像以上に少ない。もっと大量に加えてもいいのではないかと思ってしまう。
大根おろしを、たくさん、お願いっ!
それにしても、ソバとソバ湯が美味しかったのは、さすがは砂場さんだった。
伊豆高原観光で陶芸を楽しむのなら
第一希望の「南大室窯(みなみおおむろがま)【掌楽房(しょうがくぼう)】」は残念ながら観光当日は定休日だった。
さらに選び抜いた末に訪ねたのは「八幡野窯(やわたのかま)」。予約無しで手軽に楽しめる上に、駐車場も50台分用意されている。年中無休というのもありがたい。
大人も子供も参加者皆かなり真剣に取り組んでいる。
濃い色の土は白い色の土よりも料金は高い。焼き上がった作品の送料を含めると、最低でも一品5千円近くかかる。使用する土の量に応じて、大皿になると更に割増料金が必要。
集中する分、日常を離れてリラックスする事が出来る体験工房。
August 18, 2009
一碧湖ホテルから車で5分の海女屋
以前伊豆高原をドライブした際の昼食時に、同じグループの「海女の小屋海上亭」に寄った時には、1時間近く待ったのを思い出し、今回ホテルから電話で混雑状況を聞いてみた。
「まだ大丈夫ですが、そろそろこれから混み始めますよぉ」(!!)
「伊豆一碧湖ホテル」のクローゼットやタンスに衣服を整理するのもそこそこに、「海女屋(HP)」さんへ急行、数分で到着。ナビは実に便利。
今夜は5〜6名のファミリーで訪ねてきている客が多いなか、私達のような2人組は平日のせいもあったのか、名前と人数を登録して順番待ちの席に腰掛けていると、すぐにカウンター席に導いてくれた。
隣にも同じようにとても広いスペースがあるのだけれど、今夜この時間に営業しているのはこのフロアだけ。壁際に沿って用意されている順番待ち席に人は皆無。日時がいいタイミングだったよう。
さて、今日のお勧めは...?
「地魚3種」に「マグロ3種」。
目の前に流れてきた握りたてのアジをいただきながら、地魚3種をカウンター越しに注文。今日の内容は、「金目鯛」「カマス」「アジ」の3種。
カマスの握りは初めていただいた。美味しい。地魚の皿はお勧め。この3種、美味しい♪!もう一皿いただこうか、でも他の魚もいただきたいし...。最初から迷わせてくれる美味しい魚達。
「カンパチ」に「アジ」に、
「金目鯛」に「生タコ」。
今夜のヒットは意外にも「イカゲソ」!私は燻製以外のイカゲソが苦手と承知の上で彼女が勧めて来る。
「騙されたと思って食べてみて」と、彼女が珍しくあえてこの食材を私に勧めてくる。今夜は彼女に騙されてみようか、と食べてみると、?!
「あっ、美味しいね♪」
騙されて正解の美味。気付かぬうちに彼女が三皿も(?!)食べている訳だ。炙れば日本酒のアテとしてかなり美味しいつまみになるのだろうなぁ...。
「マグロの赤身」はとても残念な味だった。「マグロ三種」を注文しなかったのは正解だったかもしれない。
ウニ好きの私としては「ウニ」を注文した客の皿に目が行ってしまう。「(ウニが溶けかかっている...)」。これはいけない。注文せずによかった。生シラスもアワビも食べたかったけれど、もう普段の限界を超えて食べている。
食の間にいただいていた、この店自慢の「生青のりの味噌汁」はさすがにダシがよく出ていて、懐かしさを感じさせられた...。
ご馳走様♪
美味し過ぎると、食べ過ぎてしまう。
トヨタiQで相模湾岸ドライブ
それにしても「マーロウ(Marlowe)」の前にある立石公園に隣接している秋谷海水浴場のキレイさと言ったら、逗子・材木座海岸辺りの湘南の海とはまったく別の海洋環境にあると感じる。目の前の海はシュノーケリングをしたくなるほどの透明度で、岩場もあるので磯遊びも楽しめる。しかも海岸は適度に快適な人口密度で混雑はない。しかも駐車場は無料!シャワー利用は500円。
とにかく海の透明度が高く、混んでいないのがいい。来年一度遊びに来てみたい。
秋谷海水浴場から遠くに霞んで見えるのは江ノ島。これからこの相模湾に沿った湾岸線を辿り、伊豆高原を目指す。今回レンタしたのは「トヨタiQ」。燃費計算が楽しみ。美味しいランチでお腹一杯、マーロウ(Marlowe)プリンで糖分補給。出発♪
ここからは、葉山から伊豆高原までのドライブレポート。ドライブ好きのかた、車好きの方、湘南や伊豆旅行にご興味のある方は、次の地図画像をクリックすると「マーロウ(Marlowe)」から「一碧湖ホテル」までの相模湾岸ドライブルート沿いに登録された風景画像を観ながら仮想ドライブが体験可能。
南葉山から伊豆一碧湖までのドライブルート
マーロウを出発して50分。まだ江ノ島の手前数キロ地点。渋滞ではないのだけれど、夏休みの湘南134号線はそれなりの交通量。そんな状況でも、今回私達は海岸風景を楽しみながらゆったりドライブ。なんとなく夜までに「一碧湖ホテル」にチェックイン出来ればいいかな。
上の画像と似てるけれど江ノ島ではなく、ここは丁度真鶴道路に入ったところで、「マーロウ(Marlowe)」から2時間30分の地点。この道路沿いで近くに美味しい柑橘類を販売しているお店があるのだけれど、事前にオーナーに連絡してみると現在お店は増築改装中で新装オープンは9月上旬との事。今回はとても残念と思いながらも、商売好調のようで私は嬉しかった。
そこからさらに25分後に辿り着いたのが「アカオリゾート」。ここで一休み。このリゾートホテルもお勧め。静かで眺めがいい。プール周辺での飲食が充実しているのはリゾートホテルとしては大切な基本環境だと思うけれど、その施設が守られている。
今日のように天候が良ければ、この「アカオリゾート」からは初島が綺麗に眺めることが出来る。
あらためて観ると、初島は小さな島だった。
ここまで走ってきてくれた「トヨタiQ」の全長は3メートル未満。なので最小回転半径が3.9メートル!普段ロングノーズの車に乗っているので、この小回り感覚がとても新鮮で楽しい。特に慣れない土地で路地に入り込んだ時には助かる。マーロウ隣接の急斜面奥の狭い駐車場に係員に誘導されるがままに頭から駐車。その帰りは軽く簡単にUターン出来たのは笑える程楽しい操作だった。
乗車定員は4名となっているけれど、長距離ドライブの場合は前部座席でゆとりのスペースを確保したいので、実質2人乗りになる。後部座席は倒して2泊分の荷物用トランクスペースで活用して丁度良い室内空間。渋滞の低速時やバイパスや高速道路での高速時、あるいは高低差のある山道でアクセルを加減すると、その運転状態に応じて車自体が何かを考え判断して反応している変化を感じられるのも楽しい。最近のエンジンは想像以上に進化しているようだ。
アカオリゾートから20分、「伊東に行くならハトヤ♪電話は良い風呂(4126)♪」...電話番号が刷り込まれている「サンハトヤ」が見えてきた。初めてここを訪ねた時は、マル暴御一行様でフロアが一杯だったという強烈な思い出がある...。
「マーロウ(Marlowe)」から134号線−西湘バイパス−真鶴道路−135号線とあえて海岸線を走り、目的地の「一碧湖ホテル」まで全行程約100kmに要したドライブ時間は3時間20分。途中渋滞があったものの、ドライバーにとっては快適な季候の海沿いドライブだったので、とても楽しい道程だった。
March 10, 2007
熱海老舗カフェで一息
親水公園の桜を楽しんだ後は、すぐ近くにある1947年創業の「Nagisa(公式HP)」で休憩。ここは熱海のコーヒー店草分け的存在。
メニュー最初の見開きには
「...創業当時 戦後物資窮乏の時代にありながらも 本物のコーヒーの味を差し上げたく 努力を続た創業者の姿勢を 今も保ちながら さらに新しさを求めて参りました...」とある。
このコピーに惹かれるも店内にコーヒーの香りがまったくしていないのが不安...。
注文を済ませた後、店長の許可をいただきお店内外を撮影。テラスからはこの日初島がかなり近くに見えている。
ウィンナーコーヒーに乗っているのは甘めの生クリーム。期待していたコーヒーの味は...残念なが味わいも香りもない。もうNagisaは利用客のオーダーを見ても食事が主体のレストランになっている。
玉子焼きサンドは「はまの屋パーラー」のそれに似た、そんなレトロな味だった。そして実は私はパセリ好きで、この新鮮さがよかった。この倍の量が添えられているともっと嬉しいのだけれど。
それにしてもこの界隈で休憩するにはNagisaはお勧め。
価値と運用の心
ダイヤモンドに限らず、その動産・不動産価値に目が眩むのはいつの時代の人間にはある事。
久し振りに訪ねた熱海の海岸。そこに面する不動産開発や、街中の開発状況を目の当たりにすると、実に悲惨な印象でしかなく、観光地や温泉郷としての回復にはもう困難な状況になっている。
この「貫一・お宮の像」と「二代目お宮の松」がある場所の、135号線を挟んでホテルがあった場所には、現在リゾートマンションが建設中。
この海岸沿いには既に旅館・ホテルからマンションに変わってしまった建物が多く目に付く。これでいいのか熱海?!
不動産業者や投資者そして為政者には、文化を理解する知識や心が必要だといまさらながらに感じさせられた。
確かに親水公園の桜は見頃で美しい。スズメやヒヨドリも集ってくる。
だから尚更無節操なる不動産開発が悲しく心に映され刻まれてしまう...。