富士
November 27, 2011
December 12, 2009
御殿場のとらや工房で癒されたひととき
山門をくぐると、右は岸信介氏旧邸、左はとらや工房への小径が続く。
竹林に囲まれた緩やかに曲がる小径を辿り「とらや工房」へ。
竹林は適度に間伐されており、さり気なく手入れがされている事が散策しながらもうかがえる。
我々がとらや工房に入店した時の先客は3組のご家族のみ。
訪ねた時間帯が良かったのか、静かな空間でかなりリラックスできた。
私が注文したのは「ところてん」と、道明寺の生地で柚子餡を包んでいる季節限定の和菓子「柚子もち」。
塩昆布の存在はとても大切。柴漬けであってもいいのではと思うけれど、この組合せに何か意味があるのだろうかと、つい考えてしまう。
彼女も季節限定菓子から、大和芋・白餡・求肥を使ったしっとりとした生地でこし餡を包んだ「ねりきり」を注文。
柚子もちもねりきりも、丁寧に入れられたお茶に良く合い美味しいコンビネーション。これで和らぐ。
我々が席をたつ頃、団体客がバスガイド嬢に引率されて到着。
店内が騒々しくなった頃に丁度我々が次の目的地を目指す時間になった。とらや工房で静かな時間を過ごせたのはラッキーだったのかも知れない。
細い道で迷っても、ハンドルの切り返しが必要なく、最小回転半径3.9メートルでUターンできるiQがこの界隈でも大活躍してくれた。
とらや工房は、関東や東海から箱根や富士を目指すドライバーにとっての休憩地点としてかなりリラックス出来る空間だと思う。しかも良質な糖分補給を静かに摂る事が出来る穴場的な店舗。ただ、最初に辿り着くには少し難しいかも。
次回に時間的余裕が有れば、東山旧岸邸を訪ねて昭和を体感してみようと思っている。
August 18, 2009
April 11, 2009
食事をあきらめた週末の午後
東名高速は渋滞もなくスムースに御殿場ICに到着。でもそれからが大変だった。今回のショッピング目的地御殿場プレミアムアウトレットの専用駐車場は既に入場制限中だったので、各場外駐車場を廻らねばならなかった。
途中に巡り会った御殿場桜まつりは、丁度良い天候で桜吹雪がゴージャス。桜並木が作るアーケードの下は渋滞気味で、観賞には好都合でゆっくりと移動。来年またこの美しさに出会いたい。
御殿場IC出口からアウトレット駐車場の空きを求め、3ヶ所目のNo.22にやっと駐車スペースを発見できたのはラッキーだったのかもしれない。そこからはシャトルバスでアウトレットへ。
昼からショッピング!でも、その前に食事しましょと、EAST SQUARにあるFood Bazaar(フードコート)へ行ってみると、席は空いていても食べてみたいと思わせてくれるメニューがない…。ちょっと寿司をつまむのもいいかと沼津回転鮨魚がしへ行ってみると、ゥワォ長蛇の列!!広場を挟んで向かいの紅虎餃子房にはすぐ入れるのだけれど、中華料理をしっかり食べる気分でもない。いい天気なので広場のテーブル席でテイクアウト品をいただく事にした。広場中央の小さな小屋で売られているのは紅虎家常菜系(?)の麻婆丼や焼そば等々。これから喉が乾きそうな麻婆を避けて簡単に焼そばに決定。
陽射しとそよ風が気持ちいい…。焼そばを一口…?!…なんだ?この粉っぽさは!?
やってしまった… ソバ麺は冷えボソボソ、鰹だしパウダーには香りはなく粉っぽいだけ(涙)
この焼そばで食欲が一層に凹む。かなり落ち込む。霧雨の箱根芦ノ湖湖水祭の出店で食べた時の焼そばの次くらいにワーストランク。残してもいいから店に入ってちゃんとした一品をいただけば良かった(泪) 3/4を残してゴチソウサマそしてゴメンナサイ。食欲喪失。
気を取り直してショッピング。イーストからウェストスクエアまで歩き回り、これまでの御殿場アウトレットショッピングの中で一番に時間を使ったと思う。しかし量はあるけれど、これはと思わせてくれる商品に出会えない。前回以上に魅力的商品が少なくなっている。個人的趣味の問題とも思えそうだけれど、たくさんの客がいながら購入した袋を持つ人が少ない。安くてデザインのいい商品は今や都内で消費されてしまっているのかも。
私が一番楽しかったショップはニコン。展示されている製品の説明が解りやすくデジタルカメラが安い。ここは次回また訪ねてゆっくりと店内を観てみたいと思う。
夕方眺めた富士の風景は素敵だった。このような光景で心は優しくなれる。
当初の意気込みとは裏腹に、服飾も靴も気に入った商品に出会えなかった。
喉が渇き、食欲はといえば疲れすぎてあまりなく、そんな状態に良さそうなCafe3310に入店。エスプレッソで元気付けようかと思っているとビバレッジにメロンソーダを発見♪晴れた日にいつになく歩き回ったので、今ゴクゴク飲めそうなソーダを注文(店内で私だけ)。
そしてパニーニ・フォカッチャ・イタリアーノ。一見食べるには厚すぎるように思えるこのパニーニが、中央部分がしっとりフワフワなので、カリカリになった外側を両手で挟むと、ギリギリ口のサイズになり、意外にも食べやすい。挟まれているモッツアレラチーズ・生ハム・トマト・レタスのコンビネーションがバランス良く美味しい。
次回もしアウトレット内が混雑していた時には、焼そばではなくここのパニーニにしよう…。
December 06, 2008
秘密の休憩場所が…
久しぶりにまとめてとった休暇は箱根で過ごすことにした。円高なので海外旅行もいいけれど、その移動時間さえも惜しいほどゆっくりと時間を有効に過ごしたかった。
箱根観光には今回も、東名御殿場ICを下りてから138号線で乙女峠を越して箱根入りの予定。東名ドライブを終えていよいよ箱根入り、とその前にひとやすみ。富士山が見晴らせる廃墟の風車施設(左の画像は2007年2月12日に撮影)だけが残る敷地へ…、風車が回っている?!何事?!たびたび休憩していたその殺風景だった敷地は「御殿場美華ガーデン」として鮮やかにオープンしていた。ドライブ中に食べられなかったマックやおにぎりを、この場所にたどり着いてようやく口にしながら、ゆっくりと富士の雄姿を眺めた日々が懐かしい。ここは私にとって絶好の秘密のリラックスポイントだった。
秘密にしておきたい反面、いつかこの場所を有効活用してほしいとの思いがあった。そうして今年8月に美華グループがこの場所にオープンさせたのが「御殿場美華ガーデン」だった。ランチバイキングを楽しめるレストランからは、勿論富士山を眺める事が出来る。
ハーレー族やマイカー族、そして観光バスで乗り付けた観光客たちで賑わう「御殿場美華ガーデン」。
富士山、こんにちは。
箱根に行きますね。
「ドライブで行った、とっておきの絶景スポット」!
October 07, 2007
東名高速渋滞突入前に夕食を
今日のドライブは、東名高速や富士五湖周辺の国道が予想以上の大渋滞で、当初思い描いていたルートを変更せざるを得ない状況になってしまった。それにしてもこの様な突発なる変則的行動も、気心知れた少数のグループでの行動だとかなり楽しめるもの。
富士山周辺をドライブ中に、雲で隠れたり現れたりしている富士山頂や、峠からススキ越しに眺める本栖湖も美しい。変則的行動だからこそ見る事が出来る場面だったりする。
国道139号線の東名ICが近い場所に設置されている渋滞情報表示板によると、なにやら東名上りは20キロの渋滞らしい。
高速乗る前に夕食をとっておいたほうがいいと、偶然近くだった「鉄板焼ちゃん富士宮バイパス店」に駐車。三連休中日の夕食時、家族連れにグループ観光客で店内は賑わっていた。丁度テーブル席が一卓空いたところだったので、スムースに着席。その直後、店内外に順番待ちの列が出来はじめた。さすがはB級ご当地グルメの祭典「B−1グランプリ(公式ブログ)」で2年連続で今年も優勝したお店。
皆でシェアするように、注文したのは「お好み焼き( ミックス焼き)」「豚焼そば」「海老焼そば」そして「ミックス焼そば」。
「お好み焼き」は自分で作らねばならない。最初のかき混ぜをゆるくしてしまい、具に偏りが出来てしまった。シェアすると具の当たり外れが...(涙)
「焼そば」は調理されて出てくる。麺の歯ごたえが程良く、これをシャキシャキもやしとからめて食べると、一瞬「微妙に薄味かな?」と最初の一口目に感じるのだけれど、これを食べすすめると完食時にその味付けの丁度良さを実感出来る。調味料の配分も丁度良いけど、個人的には紅生姜を5増しで欲しい...かな?
食事の最中に追加したのは「豚ホルモン」と「本日のオススメ、牛ホルモン」。
「豚ホルモン」はニンニク入りのタレが揉み込まれているけど、ニンニクに比較的弱い私にも美味しくいただけた。
「牛ホルモン」はさすがに「今日のオススメ」だけあり良質脂タップリで、熱い鉄板に乗せると脂も身も跳ねて踊るっ!暑い店内でセーターを脱いで半袖姿になっていた私達の腕は無防備。鉄板の上でホルモンはデインジャラスな小火器に変身!攻撃を止めなさぁーいっ!!
暑さと熱さに耐えながら美味しく攻略し、最後は満腹で征服。作戦完了。さ、帰路につきましょう♪
山中湖で昼食難民になった時
到着したのは「花の都公園」。秋桜(コスモス)が満開。まだ咲いているのは百日草(ジニア)?広大な面積の花畑は、富士山の湧水を利用しているのだろうか。水が綺麗だと花の育ち方が違うし、生花にしてからも長持ちしてくれる。
今日は少々風があり肌寒かったのでコットンセーターをここで着ることにした。
花の都公園には食事処「ほうとう花庵」があるのだけれど、今回は別の飲食店にしましょ、と移動。今日は道路も観光スポットも想像以上の人出。「甲州ほうとう小作山中湖店」前の広い駐車場がいつになく車で満ちており、他の飲食店の駐車場もいっぱい。三連休最終日である明日の天候が崩れるとの予報なので、前倒しで行動しているドライブ観光客が多いのかも知れない。気が付くと昼食難民になっていた...。
山中湖畔の知らない飲食店に入って凹むよりもと、138号線をUターンし、別荘族御用達の喫茶店として20年以上営業している「シュガーメイプル(SUGAR MAPLE)」へ。15台分の専用駐車場はガラガラ。
ここの自慢の一品はスイスコーヒー。なのに店内にはコーヒーの香りは漂っていない...。来店客が少ないのかもしれない。だいたい山中湖一帯の道路網は週末ともなると車両密度が高くなり、特に今日のような渋滞日は車で買い物に出るのも大変。前もって購入した食材で料理を作り、アウトドア派以外は美味しいお酒と一緒に部屋にこもってリラックスするのが一番、なのかも。
ビーフ100%のホットドッグは魅力なのだけど、それでは足りない程にお腹が空いていたので、この店のもうひとつのお薦めであるカレーの中から、皆はドライカレーを私はビーフカレーを注文。
ドライカレーを一口...二口...、スパイスに尖りが無くて辛さに弱い人にも食べやすく美味しい。
ビーフカレーは欧州風。辛いわけではないのに食べる程に目の下だけに汗が出てくる。辛さは静かにあとから、しかし穏やかにやってくる。
レギュラーコーヒーはエスプレッソの泡立ち。使用されているマシンは「EGRO」。1849年にスイスで誕生し、世界で初めて全自動コーヒーマシンを開発したEGRO(エグロ)社のものだ。水がかなりの軟水(富士山麓の湧水のよう)なので、コーヒーの味がとてもまろやかに仕上がっている。
店内はレトロな雰囲気。イスはビロード風の生地張り!しかしこれが昔からのものと思いきや、木肌や塗装は新しく、生地にもすり切れた部分は見あたらない。昔からの雰囲気を守りながら新しく入れ替えたように思える。
食事もコーヒーも絶賛する味ではないけれど、懐かしい味と雰囲気で落ち着ける喫茶店。次回はホットドッグとショートケーキにしてみよう。
富士五湖ドライブで山崎精肉店
三連休の中日、富士山ドライブへのお誘いがあったので喜んで参加。厚木付近の渋滞(西湘バイパス通行止めと迂回の影響?)をなんとか抜けて、我々が真っ先に向かったのは御殿場にある「山崎精肉店(HP)」。
専用駐車場は店の隣と向かいにある。交通量の激しい469号線にもかかわらず、店頭に駐車して速攻で買って帰る人達も多い。
我々が購入したのは金華豚ハムにコロッケやメンチカツを各種。店内の目立たぬコーナーに目をやると、そこに陳列されていたのは、富士山湧水仕込の「天野醤油」が製造する「甘露しょうゆ」。これも購入。醤油の味レポートは後日お楽しみに。
私が食べてみたかった「ハムカツ」は、午前中だというのに既に完売!!かろうじて「キャベツメンチカツ」最後の4個を購入!これがまだアツアツの出来たて。熱いうちに1個を駐車場で頬ばると、キャベツの甘味と豚肉の旨味が絡まって、何も付けずにそのままで美味しい!んー、来て良かった。
それにしても、駐車場に建つ簡易倉庫の壁にペイントされているキャラやキャッチコピーが、コワイ...。
ちなみにこの店の御主人山崎信次氏は、毎年所ジョージさんにお中元として肉のかたまりを贈っているそうな。
私の目がテン!
September 24, 2006
白糸の滝・音止めの滝で濃厚アイスクリーム
3年ぶりに訪ねた音止めの滝と白糸の滝。
音止めの滝はあとで休憩時にゆっくりと観賞する事にして、まずは真っ先に白糸の滝を目指して坂を下り続けると、なんと今回は残念な事に川に架かる橋から先は通行不可。滝の前にある売店には明かりがついていて、そこには通行止めの柵を乗り越えて行った何組かの観光客の姿があった。私達は橋の上から眺める事に。
天下の名瀑としてその名を轟かすこの滝は、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出している。高さ20メートル・幅200メートルの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちている。その姿は白糸の名にふさわしく、幾筋もの絹糸の様な滝で構成されていて、優しく女性的な美しさで、三方が水のアーチとなって幻想的な世界を見せてくれる。
前回ここを訪ねたのは2003年11月8日。その時に売店の先の一番大きな滝に近づいたポイントで撮影した5枚のフィルム写真をコンピューター合成してパノラマ風に現してみたのが次の画像。
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大画像)
来た道を駐車場まで戻る途中の坂道で休憩するには音止めの滝の側にある「美富士屋」が落ち着ける。
そしてここの牛乳バニラパフェシリーズがお勧め。前回と同じく「キャラメルくるみ牛乳バニラパフェ」を注文。朝霧高原牛乳で作られた濃厚なミルクの味が舌に染み込むソフトクリームは何故か懐かしい味にも感じられて、コールドストーンクリーマー等の欧米系アイスとは別の美味しさ。これを屋外席で美味しい空気と音無の滝からのマイナスイオンを浴びながら食べると美味しさも増す。アイス後のコーヒーも美味しかった。
秋晴れに誘われて山へ -富士山ドライブ(2)-
壮年ライダー達も休憩していた水ヶ塚公園を出発して富士山五合目を目指して車を走らせていると、すぐに薄い雲に突入。でもフォグランプに頼るほどではない。箱根峠以上にクネクネとヘアピンカーブ続きの急な道を上り続けていると、車窓から見える木々が徐々に針葉樹に変化して行く。と、突然に視界が晴れた。雲の上に出たらしい。
東名御殿場から富士を見上げた時にはこれほどの雲はなかったのに、今富士山5合目から見下ろすと南方面は一面の雲海で覆われていた。
駐車している車のナンバープレートを見ると全国から来ている。そして外にはたくさんの2世代親子連れやペット連れの観光客。しかしこれだけの観光客密度なのに、何故かとても静か...。大きく聞こえるのは風の音くらいで、その合間にちょっとだけ耳に入ってくる楽しい会話。皆楽しそうに笑顔で会話しているのに静かな空気。とても不思議だ...。この感覚を別の角度で説明するならば、真冬の北海道で牡丹雪がしんしんと降り続ける夜のように、雑多な音を吸収してくれている感じ。
多くの人達がここ五合目が目的地。しかしこれからこの上を目指すグループや降りてくるグループもたくさんいる。とにかく晴れててよかった。
いつかここの食堂に入ってみたいと思うけれど、沸点低いのに料理は大丈夫なのだろうか。圧力鍋なのかラーメンはどうやって作っているのか、などとそんなちょっとした興味は食後の後悔で豪快にふっとばされそう。それも楽しいかも。
秋晴れに誘われて山へ -富士山ドライブ(1)-
東名高速移動中は久し振りに富士山がきれいな姿を見せ続け、御殿場出口ではその中腹に雲をまといながらも山頂までの迫力ある雄志を見せていた。出発当初は今回も箱根かな?と思っていたのに高速料金払った時点でこの富士山の姿に惹かれ山中湖方面へハンドルをきる。富士山周辺ドライブでは助手席に座っている事が多いので、詳しいルートはうろ覚え。そこでいつも任せているドライバーに電話して主要ルートを聞いて確認。ちなみに彼等は昨日富士五湖周遊ドライブを楽しんで今日は休養の日曜日だったらしい。
国道23号線を北上していると自衛隊東富士演習場周辺に差し掛かるところにまず現れる米軍「Camp Fuji」入口。そこにはマッチョなGIジョー風の歩哨が迫力のオーラで立っている。今は「写真撮ってもいい?」などと問える雰囲気ではない。でもいつか「PXかレストラン利用出来る?」と聞いてみたいものだ。
そしてさらにこの国道に沿って北に進むと自衛隊の戦術や火器シミュレーション毎に分かれている車両一台分の出入口があり、そこには歩哨とは言わないまでもボックスに入った自衛隊隊員が厳しい視線のゲートを張っていた。こんな情況に出会ったのは初めて。この週末何かあったのかこれからあるのか、春は綺麗に咲き乱れる桜並木のこの国道には今日静かなる緊張感があった。
国道沿いの気温表示は18度。窓を開けてドライブすると空気は涼しく森のマイナスイオンが気持ちいい。富士表口5合目にむかう途中に、水ヶ塚公園で休憩する事に。
駐車場には大型観光バス2台がレストハウス・売店「スカイポート水ヶ塚」近くに駐車し、休憩を終えた山歩きファッションの壮老年客達を乗車させていた。バスの出発とほとんどすれ違う様にレストハウスに入店すると、スキー場のロッジ風店内はガラガラ。
おやつ感覚で一人「醤油ラーメン」を注文すると、これが意外に美味しくそれは懐かしい東京ラーメン風味。メンマも程良い歯応えと味付けでいい感じ。ただコシのない麺だけは残し、後は完食。ごちそうさまでした。
では五合目を目指しましょう。
September 16, 2006
乙女峠で小休止
今日の富士箱根ドライブ、午後のおやつ時間が近づく頃には御殿場から箱根に向かう。
午前中から身体はお餅を求めていたので、乙女峠のトンネルをぬけると右手にある「ふじみ茶屋」に寄ってみる事にした。ここからはハイキングコースにもつながっているポイントなので、5月の金時祭には大勢の観光客がここにも訪ねてくる。今日はかなり閑散としていて静かなお店。モチモチ熱々のお団子を注文して茶屋店外でいただく。おいしー、空気が清々しいー。
ここで喉を潤すなら箱根山伏流水の「ふじみの水」。かなりまろやかな味で、その柔らかさはミネラルウォーターとして直接飲む以上に日本茶にすると本領発揮しそうな水の味。
さすがは「ふじみ茶屋」の名の通り、ここからは雄大なる富士山を訪ねるたびに眺める事が出来る。今日はあいにくの曇り空ながらも富士山周辺の複雑な気流のおかけで富士山頂を包み込む雲が独特に浮き上がり面白い風景になっていた。
さてと一息ついたところで、仙石原のすすき風景を見に行きましょうか。
August 10, 2006
山中湖で初ほうとう
早めの夕食には一度食べてみたいと思っていた「小作」のほうとうにする事に。駐車場はまだ半分スペースが残っているのに、店内には家族連れやグループ客で席の7割以上がうまっていた。涼しいので熱々鍋にも抵抗無く客が集まってくる。我々もそんな客だった。30分もするとほとんどの席がうまった。
彼女はここの名物「カボチャほうとう」、私は「豚肉ほうとう」にしてみた。豚肉と山菜が美味しい。麺はお餅とウドンの中間のような食感で、想像以上に美味しく味噌スープともよくあっている。ただ麺の量が多く食べても食べても涌いてくる感じ。頑張ってみたが食べきれなかった。
暑い時には「麦とろ飯」も美味しそう。また来てもいいな。
涼を求めて忍野八海
きれいな水がたくさんあるところで涼みたい、と思い立って目指した忍野八海。過去2度とも富士五湖リピーターのドライバー任せだったので、果たして今回無事たどり着けるであろうか。ま、山中湖あたりまで行けばなんとかなるでしょ...。
そんな不安な道中を運と感と標識のおかげで切り抜けて無事到着。日差しは強いけど緑と水で清々しく心地良い空気。
「30秒間手を入れてみて下さい」という場所がある。両手を深く入れると冷たくて気持ちいい...、でもそれも数秒。20秒でギンギンと冷えて痛みを感じ始めた。30秒は無理。
湧水を直接飲む事が出来る場所で一口。柔らかくて美味しい。自然は大切と。
店先のモモにスモモの甘い香りに惹かれてスモモを購入。おばあちゃんに美味しい個体を選んでもらったはずなのに...
帰宅して数日後に食べてみると、さすがにスモモと名が付いているように酸味が強かった。その上固かった(涙)。でも甘味はあったので食べた。おばあちゃん、これって自宅の庭に自生していたの?
June 03, 2006
ぢ、ジンギスカンがぁぁ...
入場券を買って一人真っ先にすぐ近く(画像左手外)にあるレストラン「焼肉牧場」へ。店内にはまだ食事中のお客が一組。目の前に偶然現れたシェフにチェックしたのはラストオーダー時刻。「え?午後3時30分なのですか?」!その時点で午後3時40分。「また来ますね」(涙)...
4時と勝手に思っていた私が甘かった。それから私は彼女と一緒にウサギさん達と遊びました...。
お蕎麦を食べに富士山へ
和敬庵の道路を挟んだ向かいには「朝霧ヴィーナスガーデン(ゴルフショートコース)」があるせいか、駐車場は9割埋まっている。
お腹が空いているのに選んだのはざるそば。実は密かにこのあとに行く予定の「まかいの牧場」で、彼女がウサギと遊んでいるすきに私はジンギスカンを食べようと目論んでいた...。
今回も和敬庵で漬物を買う。美味しいんだな、これが。
April 22, 2006
河口湖木ノ花美術館カフェで休憩
富士五湖周遊途中の休憩に訪ねたのは、河口湖木ノ花美術館に隣接されている喫茶「オルソンさんのいちご」。
皆イチゴ素材のスイーツやアイスを楽しみに寄ったのに、寒かったのでホットドリンクを注文。私はサイドオーダーにパニーニを追加。これが中途半端な焼き加減で熱くもなく表面にパリパリ感もなしで、チーズも固い(泪)。失望。
加えて、このお店の注文手順やフロアスタッフ役割分担や厨房との連絡の悪さには閉口。我々の近くと遠くのテーブルに着いていた2組の客からは、静かながらもかなり煮詰まった怒りの苦情がスタッフに伝えられていた。低いトーンの会話は本能で増刊増幅されて聞こえてしまう。
客は4組12名(含小児2名)に対してフロアスタッフ4名に厨房3名。ゆとりを持ってサービス出来る筈なのに。注文してからしばらくして「ご注文は?」と聞かれた時には久しぶりに目が点になり絶句した...。この一瞬を誰かに捉えてくれていたら、その写真で一生笑える作品になったと思う。
最初に違和感をおぼえたスタッフのユニフォームからして気配りの無さの展開になるであろう事に気が付くべきだった。このお店でグループ共通の「ほうとう」エプロンはないだろう。夢が壊れてダヤンもマーシーも泣くぞ。客は悲しかったぞ...。
基本がいびつな状態なので、経営責任者にはイメージ戦略から練り直して欲しい。
心の傷を無理矢理パテで塗り込めるように不完全な補完行為と感じつつも、閉店間際の木ノ花美術館ショップでマーシーの絵本などを購入し、自分の中でイメージを少しでも回復させた...。
昼食は和敬庵で朝霧高原十割蕎麦
蕎麦が美味しいとの評判で「和敬庵」を昼食時に訪問。
何やら工場風建物の駐車場にはゴルフクラブを抱えて行き交う人達。バラック風にも見える外観 (*) 。
私は「とろろそば」。女性達は「桜エビかき揚げそば」。十割なのにしっとりとつながっている麺は上出来の味とコシ。
ピリ辛の漬物が美味。それをお土産で購入。よく味付けられた椎茸も美味しかった。
食後にお願いしたソバ湯は熱々で、蕎麦麺の味が微妙に溶け出したことで濃厚になっている大好きな味になっている。ただ、この広口で浅い器に注ぐとすぐに冷めてしまい、熱々を楽しむ事が出来るのは最初の一瞬だけ。それが残念。
(*) : ここは潤沢なるキャッシュフローのグループ経営下にある蕎麦屋。
雄大なる霊峰富士...
空気が冷たい程にキリリと締まってみえる優雅な美しさ。
懺悔を活力に切り替えてくれる不思議なる「気」。
元気をもらい感謝。
富士スカイラインの桜並木
富士山周辺の桜並木は、その標高次第で葉桜であったり満開だったり。
富士スカイラインでは桜満開の並木通りに巡り会えた。スカイパーク水ヶ塚(Tel: 055-998-0085)で休憩。晩秋か冬のような空。寒い。
November 20, 2005
御殿場プレミアムアウトレット 2日目
日曜日のGPOは初めての体験です。これだけ多くの人が通りを歩いているのを見たのは初めてで、私の経験の中では最高の人口密度でした。
今日はじっくりと各店舗再訪したり、昨夜入る余裕がなかった店舗も入念にチェックしつつ、昨夜よりも多めの購入品。ただ期待していたよりも納得出来るデザインの製品が少なかったのは少々残念でした。
毎回エネルギー補給に立ち寄るのはクレージー・クレープス。このお店の各種クレープはどれも美味しくお勧めですが、タイミングが悪いと長蛇の列になっています。それでも回転は速いので、時間と心に余裕がある時に並んでみてください。幸せな味に心落ち着かされます。
今回はフィリーズのホットドックもいただきました。ホットドッグフアンには嬉しい味です。
November 19, 2005
御殿場プレミアムアウトレット 初日
それまで順調だった車の流れも、16号線から横浜町田ICに入る分岐線あたりから東名高速の異常なまでの大渋滞が延々と続き、ゆっくりと動くベルトコンベアに乗せられた駐車場にいるような感覚に錯覚を起こしそうになりました。厚木ICを過ぎたあたりでようやくその原因が視界に飛び込んで来ました。三重衝突事故。何故かこの数ヶ月というもの、週末ドライブでは必ず事故処理現場に出くわしています。何か共通要因があるのかと気になっていたところでしたが、兎に角ドライバーの皆様、安全運転を心がけましょう。
ようやく御殿場ICを出て、いつものようにGPO誘導員に導かれるまま車を進めていると、突然違う方向へ誘導している。混雑状況に応じてシャトルバスを使わねばならない駐車場に誘導される事もあるので、GPOへは行かない観光客を装いつついつもの駐車場目指して誘導員を脇目に車を進めました。そうしてようやく、到着予定時刻を大幅に遅れに遅れて御殿場プレミアムアウトレットに隣接している駐車場に到着。もう既に午後4時近く(泪)。車外に出ると「あ、雨がポツポツ...」(泪々)。購入意欲をそぐ疲労感ながらも、気を取り直してデザインチェックとショッピングしましょ。
敷地内は至る所でクリスマスデコレーション。これらのイルミネーションが元気を徐々に回復させてくれました。真っ先に購入したのはフランス製キャンディー。まずは糖分補給しなきゃ。
ざっといつものお気に入り各店を回ってみて、今回は何となく目に飛び込んで来る製品との出会いを感じられず、今日の購入品は数点に留まりました。
敗戦色が濃く、効率も悪い一日となってしまいました。