January 26, 2012
グランメゾンでアラカルト(1)
今回の「アピシウス(Apicius)」のコースメニューには、いずれもこの日の私の嗜好に合う食材のコンビネーションではなかったのでアラカルトメニューでいただく事にした。
乾杯は「Champagne Henriot, Cuve e des Enchanteleurs 1995」で。このシャンパーニュ、泡はソフトで口当たりは優しいけれど、味は目で見る透明感よりも濃く味わい深い。今回の出会いで好きになったシャンパーニュ。
食をすすめてくれる炭酸ミネラルウォーターから選んだのは初めての「Saint Geron (サンジェロン)」。
この微炭酸鉱泉水の発泡具合が口の中で優しいくはじけ、硬くない水質が喉を爽やかにしてくれる。気に入った。
「Amuse Guelue(アミューズ)」をつまみ、そのわずかなソースを定番シャンピニオンでいただく。
「Champignon(シャンピニオン)」は、ソースをすくう程によりよい柔らかさとなり、ソースの味とパンの歯ごたえの相乗効果で料理をさらに美味しくいただけるような具合に仕上げているような感じがする。「アピシウス(Apicius)」の料理にはベストマッチのパンだと再確認。
最初からその様な内容の会話を楽しみながら、今回いただく料理とワインを選び始めた。
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(続く)