January 25, 2010

氷点下の深夜は酒がすすむ (1)

JR北海道旭川駅前から乗ったタクシーの運転手は今年も雪は少ないと言う。でも私には北海道の冬らしい光景だった。

ガスロードヒーティング制御盤ホテル近くの道脇には今にも飛んで行きそうな勢いでフル稼働している装置が設置されている。グワングワンと蒸気を吹き上げ、中にスチームボールでも入っていそうなパワー。何かと思い近づいてみると、それはガスロードヒーティング制御盤だった。

やはり旭川は札幌よりもかなり寒い!












オンザロックとおつまみ凍えながら目指したのは「バー・スプーン」。

最初に山崎12年をロックで注文。つまみはピスタチオとチーズクラッカー。

グイと飲んでも喉を熱くさせたりする事無く、冷えた身体を温めるように、身体の中心からウィスキーが染み渡ってゆく。






ジンフィズ次はリフレッシュしたくて炭酸系カクテルからジンフィズを注文。酸味・甘味・ソーダ(炭酸感)とジンの量と、それらのバランスが大変難しいカクテル。でもさすがは技能に定評のあるT嬢、私の信頼を裏切る事無くさりげなくも美味しく仕上げている。喉越しの炭酸が心地良く、ゴクゴクと飲めてしまうお勧めの一品。
















マンハッタンならば更に定番とも王道とも言えるマンハッタンを今回も注文。ただし、ウィスキーはカナディアンクラブにしていただいた。

この味、NBAのレシピに忠実な印象がある。スウィート・ベルモットは1/4くらいだろうか。カクテルの女王とも言われているマンハッタン。女性が飲むには美味しくて飲みやすいスプーンのマンハッタンはゆっくりと飲まなければ危険かもしれない。35度前後あるはずのアルコール度数を感じさせない味だから。

カウンター越しにS君が食材を探し求める話や食材の見分け方と活かし方を熱心に語ってくれた内容は、とても興味深く面白かった。

(続く)

sitezaemon at 22:15│Comments(0)clip!北海道 | バー

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