December 05, 2009

ディープランチ・メイン@アピシウス

スタッフの気遣いが分かるだけに恐縮しながらも、料理の美味しさが勝ってしまい楽しい空間になっている。アピシウスからのサービスでいただいたのは、「小笠原産海亀のスープ」だった。貴重な食材。

小笠原産海亀のスープ@アピシウス私:「これ大好きなのです。ありがとうございます」
T氏:「恐れ入ります」

時々T氏は子供のようにイタズラっぽく嬉しそうな表情を垣間見せてくれる。今回の味は多少濃いめで前回よりもゼラチン質が豊富と、過去最高の味に仕上がっており記憶に残る一品になっていた彼の狙い通りだったのなら、私も嬉しい。





筑波栗と茸のフイユテ ソースシュプレーム筑波栗と茸のフイユテ ソースシュプレーム」。パイ生地に旨味を閉じこめられている食材は、筑波栗と椎茸がメインながら、ミンチされたフォアグラ、シャロット、ハム等の重要な脇役。さすがに栗の甘みの上品さとキノコの食感と香りがメインに引き立っている。それらをソースに絡めていただいて、完成品!







的鯛のムニエル アーモンドオイルを効かせたソース的鯛のムニエル アーモンドオイルを効かせたソース」。普通に美味しくいただいた調理された的鯛だけど、ソースはパンですくい小休止のデザート感覚でいただいた。










カダフイをまとったメカジキのポワレ 浅利のソースカダイフをまとったメカジキのポワレ 浅利のソース」。この衣が難儀で、唇に刺さりかけて食べにくい。ナイフやフォークを使って食べる前に細かく分断したり砕いた方が食べやすいと思う。特筆すべきはアサリ…。









カダフイをまとったメカジキのポワレ 浅利のソースメカジキの下に敷かれているアサリの身にはまだまだ旨味が残り、そのサイズが大きい!そうしてそのアサリソースの旨味が高濃度なので、ちぎったパンに染み込ませていただくと、白ワインが欲しくなってしまう!!我慢(涙)。









ジビエ(猪・蝦夷鹿・真鴨)のムスカジビエ(猪・蝦夷鹿・真鴨)のムサカ」。ムサカやムスカともカタカナ表現されるギリシャ・トルコ風料理は、意外な形で料理されて出されて来た。良い具合に三種の個性的な肉がいい割合でブレンドされて茄子の甘みに挟まれている。ゆるくとろけたチーズに、これはブイヨンだろうか、それらを含めて全て一口でいただくと、これは秀逸なる作品の味になっていた。残念ながら本場ムサカ(ムスカ)料理の味は知らないけれど、洗練された料理だった。



今回の料理のソースは素晴らしかった。パンですくって絡めていただき、シェフが工夫されたソースを存分に味合わせていただいた。ここまで美味しすぎて食べ過ぎて、珍しくかなり満足な満腹感でさすがに苦しい…けれど、またこれから魅惑的なデザートが待っている…。

<さらに続く…>


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2. レストラン サカキで今年初めてのカキフライ!(レストラン サカキ@京橋)  [ 資格ゲッターが行く! ]   December 20, 2009 09:31
大好きなレストラン サカキ。 特にランチタイムに頂けるこちらのカキフライは最高! とはいえ11時半から12時半くらいの間くらいに伺ったのではお店の前に大行列ができていて。 その人気ゆえ、近いのになかなか伺う事ができないお店です。
1. アピシウス de お誕生日(アピシウス@有楽町)  [ 資格ゲッターが行く! ]   December 20, 2009 09:28
年に一度のお誕生日なので、外呑みですが贅沢を。

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