April 26, 2008

さすがはぴょんぴょん舎の盛岡冷麺

盛岡冷麺で有名な「ぴょんぴょん舎」東京2号店「GINZA UNA」を訪問。エレベーターが開くと目の前の順番待ち席に2組。今夜はようやく冷麺を食べてみる気持ちになっていたので期待して待つ事にした。開店祝いの花に囲まれながら待つ事20分程で、窓側のカウンター席に通された。初入店なので、まずは 5月20日までの「GINZA UNA オープニング特別メニュー(2人より、1人前=3,800円)」を注文する事にした。

こだわりの水、創生水こだわりの水は「創生水」。銀座を歩き回って喉が渇いていたせいか、料理を待つ間に少しづ少しづつと思いながらも2杯も飲んでしまった。オペレーションが混乱しているのか料理はなかなか運ばれて来ない…。

ナムルオーダーしてから20分以上過ぎた頃に、「ナムル」に「緑色サラダ」「大根サラダ」そして「キムチ4種」と野菜ばかりがどかどかと一斉に登場!!そしてまた沈黙…

サラダ大根サラダ大きなボウルに入った野菜群を目の前にして「(どーしたらいいの?)」と戸惑いながらも、そのバラエティな大盛野菜料理をちまちまつまみながら、ますますお腹を空かせて主役メニューを待ち続けた…。

キムチ4種チヂミようやく登場した野菜以外のメニューは「チヂミ」。これが旨いっ!今まで食べて来たチヂミの中でダントツに美味しい!!ただ、コース料理の悲しさで3切れはあっという間に食べきってしまった。次回はこのチヂミを別メニューで注文してみたい。

雪濃湯(ソルロンタン)コースとは別に注文した「雪濃湯ソルロンタン)」という牛骨スープの味は濃厚で、コラーゲンが後味として唇にまとわりつく美味しさで旨い。しかも上品な味に仕上がっている。丁寧な仕事ぶりがこの味にも現れている。韓国料理用の底が薄いスプーンではもどかしいので、出来ればレンゲでグイグイいただきたい味だった。


牛タン本来は牛タンが苦手なはずの女性にも好評だったこの肉は、牛タンらしからぬ見た目に綺麗な色でまず抵抗感が無くなったらしいく「このタンは好き」と、食べ慣れているかのように自分の分を食べきっていた様子には驚かされた。勿論牛タン好きの私には美味し過ぎて、あっという間に無くなってしまった。



カルビ・ハラミカルビ・ロース前沢牛や岩手短角牛の上質なカルビハラミロースも綺麗で、食欲をそそられる。焼きましょ焼きましょ、どんどん焼いて食べましょ♪


うぉっとぉ!?

焼肉焼肉裏表会話に気を取られてしまうそんなチョットした油断で「焼きすぎたかな!?」と思っても、これが不思議な事に固くなる事なく柔らかくジューシー!ウェルダンでも肉の旨味を保ちながら美味しくいただけるのも素晴らしい発見♪

盛岡冷麺@ぴょんぴょん舎そしてこの店自慢の、そして今夜の目的である「盛岡冷麺」が登場。焼肉は好きなので当然冷麺もいただいた事はある。だけれど今までに2度、ただコシが強いだけの印象で美味しいと感じる冷麺ではなかった事もあり、3度目の残念が恐くて10年以上あえて注文する事はなかった。だけれど「ぴょんぴょん舎」の冷麺を食べた身近な人達の皆が美味しいと言うので、今夜は期待半分怖さ半分で夕食に冷麺を決意しての入店なのでした。それほど?そう、それほど。今回こけると次回は韓国だったかもしれない…。

盛岡冷麺@ぴょんぴょん舎気軽に箸で挟もうとすると高い密度のせいなのか意外に重く、しかも麺表面が艶やかなのでなかなか手強い感触。弾力ある麺をすする勢いで、その麺にからんだスープがシャツに飛ばぬよう気を付けながら口に含み噛みしめると、かなりのコシの強さ。一口分を奥歯で何度も噛みしめていると…(!)…麺の旨味をますます感じる事が出来る!この冷麺の美味しさをより一層知るためには歯、特に健康な奥歯が大切だと感じた。(健康な歯に今夜は感謝)

冷えているので最初の一口では気が付かないスープの旨味。サッパリとしていながらも、これが麺を食べる程にそのスープの美味しさの不思議な技に気付かされてくる。さらに侮れないと感じさせたのは煎った白胡麻。この数粒が麺に付いてくるだけで味わいの奥行きが違ってくる。このゴマを加えたセンスにもかなり感銘を受けた。素晴らしい…

デザート最後のデザート「黒ごまアイス」をいただきながら、美味しさゆえに一気にいただいてしまった食後の心地良い疲労感に浸りつつ、今夜の各品の完成度の高さを今一度反復しながら確認し、それらの味を記憶する作業をしていた。

焼肉も冷麺も噂に違わず期待を超える味だった。次回も期待している「ぴょんぴょん舎」。



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔