December 17, 2007

InterConnect2007 - 例えばアジェンダやファイリング支援ソフトとして

とにかくこの一週間は少しずつながらも「InterConnect2007」をメモ感覚で日々の記録や予定メモとして、些細な私的なものから重要な仕事に関してまで、セキュリティの意味でこれまで使っているソフトや手書き作業と併用しながら使ってみた。これが使うほどに面白くなってくる。PC上に散在していた情報がこのソフトに集約出来始めているのは嬉しい。意外とこの機能の奥はまだまだ深そうに感じる。

InterConnect2007とは
















それなりに仕事にかかわってくると、それぞれの立場において(それが手帳であれカレンダーであれ立派なアジェンダ帳であっても)予定表を持ち、備忘録として重要事項や連絡先電話番号に担当者、私的メモを日々書き込んでいると思う。このソフトを利用すればこれから先の予定や、数か月前やそれこそ数年前まで記録をさかのぼり、タグや担当者などのキーワードを頼りに簡単に探し出すことができる優れもの。文書保存法に基づいた整理が簡単にできてしまう。

例えばさらに、ひとつの書類を整理するイメージをしてみよう。その書類に関連するファイリングすべきテーマが複数あるとする。そうするとテーマごとに必要な部数をコピーにとり、それぞれにファイルしなければならない。しかし、このInterConnect2007に元となる書類を取り込みテーマごとのタグや連絡先あるいは特定人物名など使用者任意のカテゴリーで関連付けることでジャンルごとのコピーは必要なくなる。キーワードでソートする事で関連付けられた書類だけを呼び出すことができる。整理のできない男女にも簡単に情報の整理が出来てしまう強力な支援ソフトだと思う。

ここまで使ってみての疑問は、

  1. InterConnect2007でメールを送受信すると、送信文の記録がメーラーOutlook2007に残らない。
  2. InterConnectユーザー同士で交換する名刺を作成する際に、画像やフォントとの行揃えや段落揃えで微調整が出来ない。

の2点。1についての返答がテスティンググループ・マネージャーからすぐに届いた。読者やソフト利用検討中のかたに誤解を与えぬよう、返信文の一部をそのまま下記に掲載。

「InterConnectから受信したアイテムを取り込むとOutlookの受信トレイから同じメールをInterConnectは意図的に削除します。(削除フォルダへメールを移動します)この仕様の背景ですが、添付ICXファイルのサイズが大きい場合、受信者側OutlookフォルダでInterConnectメールを受信すればするほど受信者側の意図に反してメールフォルダを圧迫してしまう可能性がある、また、InterConnectで送受信した情報はInterConnectで管理して頂きたい、という2点からこのような動きとなっております。」

名刺情報や個人情報を更新させる拡張子ICXやIBCのファイルは、InterConnectユーザー同士間のみで有用となる添付ファイルのため、最終的にその仕様になったのはこの説明で理解ができるところ。InterConnect上から送信する場合は、すでに名刺画像や個人情報を送付済みであれば「ICX」のチェックマークは外すことを忘れぬようにしたい。名刺や個人情報に更新があった時にはまた「ICX」にチェックを入れて、送信先のInterConnectユーザーサイドに記録されている自分の情報を更新してもらおう。

2については文字を画像変換して貼り付けなければ解決できないかもしれない。ただ、それにしてもやはりロゴや文字を揃えるためには微調整は必要になる。せっかくの機能、返答を待つことにしたい。

InterConnect2007を使う際にはメーラとしてOutlook2007が必須なので、もし他のメーラー(例えばEUDORAなど)を使っていてもデータリンクは出来ないので注意が必要。その場合、まずは「Office Outlook2007 with Microsoft Office InterConnect2007」を導入する事で情報整理環境が整う。

InterConnect2007製品ラインアップ



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