April 06, 2007

先生、事件ですっ!

上海市内路線バス利用での豫園観光から無事にオークラへ戻り小休止したのも束の間、就寝までまだまだ濃厚な思い出を刻み続ける事になる。事件は些細と思われた忘れ物が原因だった...。

Jade Garden勧められたレストランのひとつ「Jade Garden」。今夜は欧米人も入店するようなこのレストランではなく、やはり今日、豫園行きのバスを探している時に偶然見つけた「糖朝」を目指す。

あっ!先生がいない!!部屋に置き去りにしてしまったっ!!
「(でもまぁ糖朝だからメニュー内容とオーダー方法は香港と変わりはないでしょう)」と、...そう考えたのは大きな間違いとあとで思い知る事になる。

糖朝@淮海中路順番待ち番号札@糖朝2F入店して導かれたのは2階。ただ並んでいると、先に並んでいる人達は同じカードを手にしている。順番待ちには独特のルールがあるらしい。我々の不安げな会話を背中に感じたのか、すぐ前に並んでいた男性が振り向きジェスチャーで「彼からこれをもらいなさい」と教えてくれた。

忙しく動き回るフロアマネージャーに声をかけて順番待ち番号札を入手。17番。親切に教えてくれた中国人男性に多謝。

テーブル席@糖朝2F15分程でテーブル席へ。...?!メニューが違う!香港や日本の注文方法とも違うぅぅ!!

何度もスタッフを呼びながら、着席してからようやく20分程して来てくれたフロアスタッフ。英語は通じない。注文した後に確認している品数が一品多い。?!

だからそれは注文していなくて...
だからそうじゃなくって...

スタッフが立っている反対側の隣席には流暢に日本語を話す中国人美女と業界人風関西イントネーションの日本人男性が途切れなく会話を楽しんでいた。気が付くとそんな彼等の会話が止まってこちらのやりとりに耳ダンボ。彼等に「あの...」と声をかけると同時に女性は笑顔で「はい、お手伝いしましょうか?」と身を乗り出して言ってくれた。救いの女神。

注文したい品を伝えると、「お飲物はいかがします?ビール?」と、そこまで気を配ってくれながら、フロアスタッフに通訳してくれる。おかげで希望通りの注文が伝わった。隣のカップルに感謝。

豆支油王肉絲炒面@糖朝鐵板醤爆牛蛙@糖朝豆支油王肉絲炒面」22元:麺のコシと中に隠れた肉の味と野菜の歯ごたえがバランスの良いハーモニー。

鐵板醤爆牛蛙」35元:上海でようやく出会えたカエル。味はササミのようでありながらカエル肉独特のプリプリ感。あぁ、これを食べたかったと大満足。

鐵板醤爆牛蛙@糖朝糖朝炒飯@糖朝糖朝炒飯」25元:たかがチャーハン、しかしこの味は絶品!見た目盛りつけ密度は満ち満ちなのに、レンゲですくうとパラパラと、そして空気を含んでふっくらと。その味は驚きの美味しさで、人生ベスト3にいきなり食い込む程の美味しい炒飯。



可口可楽@糖朝可口可楽」:コークにはストロー...。






先生不在でも幸運にも危機を乗り切った。親切な人達に感謝。ラッキー?中国語対応だけの飲食店で美味しい料理を、しかも中国(現地)価格で楽しめる事を実感出来た。

そういえば順番待ち番号札は「17番」だった。
それが何かって?
ラッキー7、それは7番目の素数だから。


ブログで紹介!中国のこんなところが面白いっ!

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