April 05, 2007

奥で見つけた小揚生煎餅元祖店

横浜中華街とも違う本場中華食材ワールドを興味津々で見て回っているうちに、上海市第一食品商店1階の奥の方まで来てみると、なにやら雰囲気が変わってきた。皿を持って立ち食いしている人がチラホラ目につき始めたその向こうに、食事中の人や順番待ちの人達に囲まれて賑わう厨房を発見!

小揚生煎館@上海市第一食品商店小揚生煎館」だった。観察していると、客はまず会計を済ませてから領収書を持って並んでいる。メニューは3種類。皆がその場所で食べたり持ち帰ったりしている「小揚生煎 3.5元(4個)」にしてみた。私のつたない中国語発音でも注文出来た。



小揚生煎館厨房小揚生煎館厨房生煎とは上海独特の点心で、ここはその元祖のお店らしい。油を引いた鉄鍋に小ぶりの小包を隙間なく並べて蒸し焼き揚げる。

狭い厨房では分担作業で次々と小包みが作られて行く。これだけの人数を使ってこの安さ。材料費も人件費もかなり低いのだろう...。

チケット代わりのレジ領収書@小揚生煎館小揚生煎@小揚生煎館料理を受け取ってから食べる為の立ち位置を見つけ、まず1個。モッチリとした食感の皮に、中はジューシーな肉。熱々の肉汁に注意しながら頬ばると...旨いっ!

と、目の前に空の受け皿を差し出して来た男。ギョギョッ?!立って食べている客を見つけては、この小揚生煎を物乞いして回っている。

散らかったままのカウンター席が空いたので着席。食べていると、私のすぐ後ろに並んだたおばさんが「ここもうすぐ空くわよー」みないに友人を呼んで立ち食い。

上海市第一食品商店@南京東路焦って急ぐと火傷しそうなので、ゆっくりと味わいながらいただいた。もう一皿ほしいところだったけど、落ち着かないので一皿でごちそうさま。美味しかったぁ...。(幸)





ブログで紹介!中国のこんなところが面白いっ!

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