April 04, 2007

ようやく到着 オークラ上海

ゼイゼイ...と、地下鉄一号線陜西南路(South Shan Xi Road)駅3番出口から地上に出ると、そこは車の往来が激しい淮海中路と茂名南路との交差点だった(周辺衛星画像)。見上げると「Okura」のネオンサインが確認出来た。しかしなんと重要なるホテル名から「Garden」の「n」が消えている!暖簾を汚したままのようでショックを受け、他のメンテナンスも大丈夫なのかといきなり不安になる...。

そんな思いで交差点に一瞬立ち止まっていると、売り子が何人か声をかけてくる。「ニセモノ、トケイ、カパン アルヨ」と片言の日本語で、しかも写真付きカタログまで出してくる!私は無表情のまま、言葉が解らぬふりをしてホテル方向に歩き始めた。すると彼等は中国語で語り出し、それでも通じないと思うと英語になっていった。バイタリティーあふれるトリリンガルピーポーを背後に、何やら返還以前の香港を思い出していた。

花園飯店 Okura Garden Hotel Shanghai到着した花園飯店Okura Garden Hotel Shanghai)のゲートからまず目に飛び込むのは、フランス租界時代の1926年にフランスクラブとして建てられたネオバロック様式の建物が保存されライトアップされている美しいメインエントランス。ドアボーイが日本語で「いらっしゃいませ」と言うと同時に、ベルボーイは自ら荷物を受け取りつつ丁寧なる日本語で予約の有無と名前を確認してフロントへ導いてくれた。

日本語対応判断記号@花園飯店フロントそのカウンターには、スタッフの日本語会話レベルを3段階評価してネームプレートに印してあるという説明があった。

「お客様は26階のエグゼクティブサロンでチェックインをお願いします」と、予約確認の端末操作をしてくれていたフロントスタッフの声で我に返ると、先程から荷物を預かってくれているベルボーイが「こちらからどうぞ」と更に先導してくれる。

ロビー@オークラ上海エグゼクティブサロン@花園飯店本来は歩いて心地良いはずの深めの絨毯に疲れた足を一瞬取られそうになりながら、エレベーターホールへ向かい26階へ。

深めのイスに座り、サロンから見える外の夜景を観ていると、喧騒に満ちたここまでの行程がすでに思い出になっている感じがする。それ程内容の濃い事柄を経験出来ている気がした。静かにゆったりとチェックインを済ませてから、別フロアの部屋へ。

Garden View RoomGarden View Roomガーデンビューの部屋は予想以上に広い。バスタブも大きく水圧も問題ない。大きめのバスローブはクローゼットに、浴衣はベッドに用意されていた。

Welcome FruitsWelcome Fruitsサイドテーブルには支配人のメッセージと共にウェルカムフルーツが届けられていた。感謝。








DeskInternet LAN Cableデスクには有料のLANケーブル端子が用意されている。

夕食は何処に行こうか...と、その前にチョットだけベッドに横たわり休憩と思った数分後には根が生えて動きたくなくなり動けなくなる。そして靴をはいたままに、ズィーっと睡魔に引き込まれる感覚が...

ここはオアシスだぁ... Zzzzzz....



sitezaemon at 18:40│Comments(0)TrackBack(0)clip!上海 | 海外旅行

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