April 04, 2007

中国語先生、上海最初の活躍

睡眠不足のまま、ANA959便は上海浦東国際空港27番ゲートに定刻より5分遅れで無事到着。仮眠前、既に記入しておいた「健康状況申告書」「入国カード」「税関申告書」と一緒に、いつでもパスポートも出せるように準備。

入国審査@上海浦東国際空港到着ゲートからかなり歩いた場所に検疫がある。そこで「健康状況申告書」を提出して通過すると、すぐに入国審査(Immigration)、荷物受け取り(Luggage Claim)、税関検査(Customs)と続く。各係官から質問は一切無く、空港施設内の表示は英語と漢字なので簡単に無言のまま到着ロビーまで来てしまう。

入国から先生の力を借りながら中国語で通す意気込みでワクワクとしていたので、共産国で安心6割ながらも肩すかしで残念4割のような、そんな感覚だった。

上海浦東国際空港からホテルまではリスクは高い事を承知でリニアモーターカーと地下鉄を乗り継いで行くつもりだったのに、到着ロビーにあるはずのリニア駅への連絡表示が見つけられない。ひたすら「磁浮車站」のサインを探していると、人民解放軍風のカーキー色コートを着ている女性2人組がユニゾンで何やら連呼している。見ると彼女たちの横にリニアモーターカーの看板!!

「(先生っ!お出番ですっ!)」(用心棒?)

私は事前にマークしておいた中国語先生の懐(=ページ)に指を差し込みながら彼女たちに近づき、まずは笑顔で「ニハオ」。そして無言でリニアの看板を指差し、次に先生の「チケットはどこで買えますか。」(*1)の中和英文を指で指し示した。すると彼女たちは「この先にあるエレベータで2階へ行くと、リニアへの連絡通路がある」と片言の英語ながら何度も教えてくれた。「シェシェニンラ」と感謝を伝えると、生真面目な表情が一瞬笑顔に変わる。でも直ぐさま任務に戻るような固い表情で見つめられたので、次に用意していた先生の例文「写真を撮ってもいいですか。」(*2)は示せなかった...。

彼女たちが指し示してくれた方向に行くと、確かにリニア乗り場へ行けるフロアへのエレベータがあった。


昭文社「かんたん旅会話中国語」
(*1) 57ページ最初の例文
(*2) 119ページ3番目の例文

sitezaemon at 16:10│Comments(0)TrackBack(0)clip!上海 | 海外旅行

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