January 05, 2007
壇ノ浦の合戦、その後
出発まであと数時間。いつか訪ねたいと思っていた「赤間神宮小門御旅所」へ。
寿永4年(1185)3月24日、壇ノ浦の合戦に敗れた平家一門が入水、安徳天皇の遺体はこの小門(おど)海峡に流れ着き、中島組のイワシ網に引き上げられ、ここに密かに葬られたと伝えられている。それから今日まで代々中島家の子孫によって祭事が執行されている。
この海峡を挟んだ向かいの彦島には、平家の女官達が流れ着いたという「きぬかけ(衣掛)岩・身投げ岩」がある。歴史ある地には悲しい伝説が数多く残っている。
地図:山口県下関市伊崎町2-9-16
現在隣にお住まいなのは中島修一氏