May 20, 2006

三社祭の日に並木藪蕎麦

台風1号は温帯低気圧になったのか今何処を移動しているのか、とにかく今日は「真夏日に近い気温と突然の雷雨」との予報が気にかかる...。

三社祭の並木藪蕎麦昨日の夜とは打って変わり、今日は朝から晴天。午後2時の東京、浅草の気温は暑くて祭りは熱い。三社祭で浅草界隈いたるところで御神輿担ぎのかけ声やお囃子が聞こえ、それこそ踊らさせられそうな楽しい高揚感が満ちる雰囲気のなかで、「並木藪蕎麦」の店先はいつもより多めの打ち水をして入口と窓を開け放して客を迎え入れてくれている。祭りコスチュームを親子でまとう地元客や、観光客が次から次へと入店して来ても、今回は店頭に列が出来る事のない丁度良い回転具合が素晴らしい。

天ざるそば@並木藪蕎麦開放された戸や窓から流れ来る涼しげな風は、この家屋をどのように通ってどこに流れて行くのだろう...と。この風がとても心地良い。四季の自然を受け入れ幾年と過ごす日本人の生活の知恵をこの家屋にも感じとれる。

今回いただいたのは「天ざるそば」。麺もツユも天ぷらもソバ湯も、すべて変わらぬ味。その美味しさ以上に味を保つ努力にあらためて敬服。



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