June 18, 2005

美味しい寿司を求めて

長年美味しい海の幸を求めてますが、今のところ関東一円では唯一茅ヶ崎の「快飛(かっとび)」が私にとって(1)常に旬の新鮮魚介類を(2)良心的な価格設定で(3)しかも心地良いサービスのもとで食を楽しめるという、三拍子揃ったバランスの良い魅力的なお店で、つい愛車を湘南までかっ飛ばし準待ちしてでも食べたくなる海鮮料理屋店。
 
季節はウニ解禁の時期。6月に入ってからは「美味しいウニ情報」に触覚が敏感状態。網元でもある北村水産が経営する快飛のウニは充分に水準以上の味なのですが、限りない要求の私の目に止まったのが「太助寿司(注1)コメント集。18日の土曜日に早速訪問。

太助鮨合羽橋道具街界隈ではお囃子が聞こえてきたりと、何か楽しい落ち着きのなさのお祭り風情。この土日は浅草名所七福神九社寺のひとつ矢先稲荷神社のお祭りなのでした。
午後3時頃でも営業されているかを事前に電話で確認した上で訪問。

この時刻ゆえ客は我々1組のみで、カウンター中央の席に着く。静かながらも活気に溢れた職人さん達の動き。電話も出前注文や今夜の予約が頻繁にかかってくる。店内はさらなる祭りモード。

太助ちらし(合体)@太助鮨太助ちらし(展開)@太助鮨
初めての方にはご主人お勧めの「太助ちらし」一人前2千円。




津軽産バフンウニ@太助鮨今日のバフンウニは津軽産で一貫千円。身が綺麗に揃っていて食感がいい。まろやかで奥深いウニの味わいもいい。ただ私が想っていたバフンウニの味のイメージには利尻礼文や積丹の昆布を食べて育ったウニの味を期待していたので、その深みがなる味わいが津軽産にはなく残念でした。このウニの感想をご主人に問われたので正直なる感想を伝えました。これが利尻礼文産の当たりだと一貫千五百円を超えて2千円程になるらしい。状態と味を考えると雲丹フアンには嬉しい価格範囲内。

食事中にも出前注文がさらに入ってくる。4人前なんざ可愛い注文で、20人前とかも!さらに積み上がる出前用器。ご主人「どれだけの出前注文が入るかがうちの勝負なんですよ。この祭りも浅草のしめで勝負所です!**さん、今度夜是非来てください」(名前を早くも覚えられている)「いままでたくさんいい寿司食べて来たみたいなんで絶対に感動させますからっ!」と。「ちらしは勿論バフンウニも穴子(注2)もとても美味しかったですし、目の前を通り過ぎた(大好きな)綺麗なキンキもとても美味しそうでした。是非来ます。」と私。「そん時は名前言ってその日のネタ聞いてくださいね。はっきり私言いますから、お勧めやあるものないもの。銀座で3万5千円から5万円のものを飲んで食べて1万5千円くらいで大満足させますから。」ちなみに銀座すきやばし次郎は大トロ一貫が3千円。

ありがたや。CP高いと感じた大発見の寿司屋でした。東京グルメ情報に感謝。

(注1)
:ライブドア東京グルメでの登録は「太助寿司」。暖簾には「太助鮨」。ご主人の名刺表には「合羽橋 太助寿し」。名刺裏の地図に「太助寿司」。ぐるなび登録では「合羽橋 太助寿し」。混乱せぬようご注意を。
(注2):今までに食べたアナゴのベスト3に入ってトップを狙いそうなほどの美味しさ。食した瞬間にその別格なる美味しさには目が開きました。



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